23歳好きな食べ物は焼肉です。
こんなふざけたタイトルの記事を開いてくれたあなたへ、感謝の気持ちを込めて最後に私流のレスリング習得のコツをお届けします。最後までお付き合いいただければ幸いです。
レスリング習得のコツしか興味ないという方は一番最後をご覧ください笑
初めまして
初めに、お前は誰だ?という方もいるかと思いますので、自己紹介を。
中学までキッズレスリングの名門AACCでレスリング。高校では長野県の上田西高校でレスリング。大学は、青山学院大学でレスリング。
と、ここで初めて勉学に励み、その後レスリングの普及活動、キッズレスリングチームの経営、アパレル関係のディレクションなどを行っております。
なぜ私がBJJ LABスタッフとしてこのコラムを書いているか
そんな、レスリングな私が、なぜここでコラムを書いているのかと言うと……
遡ること昨年8、9月頃、お馴染みBJJ LAB代表の竹浦正起さんと出会い、竹浦さんのお力添えによってカルペディエム三田でのレスリングクラスから始まり、自身初のレスリングセミナーも開催、T-TEAMを結成し、グラップリングも教わり、メキシカンをご馳走になり、焼き鳥屋にて「BJJ LABのスタッフとしてレスリング部門を任せたい」というお話をいただいた次第です。
なぜレスリング”なんて”始めたのか?
回答:わからない。
これは必ず聞かれますね。
兄の影響といえば綺麗ですが、気づいたら、ユニフォームを着させられて、小さな足にレスリングシューズを履かされて、マットに立たされていました。
余談
なんですけど「吉田沙保里に勝てる?」ってよく聞かれます。彼女の記録が故だと思いますが、これは男性レスラーにとって愚問です笑
まず、吉田沙保里さんは女性ですので。敢えて言えば、同階級の男子高校生のインターハイチャンピオンくらいの実力でしょうか。とんでもなく強いことは間違いないです。まあそれは置いといて。
いわゆるメジャースポーツと異なり、レスリングを習える場所が近くにある方は、ほとんどいないかと思いますので、始めた動機に疑問を持つのは至極当たり前のことですね。
このコラムで誰に何を伝えたいのか?
初めて長文を公で書くので、コラムを書く上で大切なことをGPT先生に聞いたところ、「誰に向けて何を発信したいのかを明確に」と書いてありました。
なるほど。
- BJJ LABのスタッフコラムが始まったきっかけでもある中の人を知ってもらう⇒ユーザーの皆様に私という人間を知ってもらうこと。
- レスリングに関わっている、関わっていた方へ⇒「レスリングって今こういう問題あるから一緒に解決して盛り上げませんか?」っていう提言
- 格闘家で最近レスリングに興味を持ち始めた方へ⇒「このような問題があってレスリングはまだこの規模の業界なんですよ」ということを知ってもらうこと。
こんな感じですかね?
やっと本編スタート
レスリングだけで美味しい焼肉を食っていけるのか?
→このままでは牛⚪︎くらいの焼肉しか食べれないと思います。
牛角か牛繁かくらいテメェで決めろって話です。
私はもっと美味しい焼肉が食べたい。博識なマスターがいるタイプの。そう目黒あたりにある。
もちろん牛角は良いお店ですよ。王様ハラミとか大好きです。それは置いておいて。
スポーツでお金を稼ぐ手段
1つのスポーツでお金をいただくにはいくつかパターンがありますが大きく3つと考えてます
- 自らが選手として活動する
- プロチーム代表チームのスタッフになる
- スクールや競技の専門店などを開業する
その業界を”盛り上げる”のは1.2の役割
その業界を”成長させる”のは3の役割であると考えてます。
もちろん盛り上げることで間接的に成長にもつながりますし、逆も同じです。
業界として小さいほど3の人々が少なく、食べていくには1.2しか無くなります。
レスリングも例外ではなく、このままでは3のみで美味しい焼肉を食べれる人は少ないままです。
なぜ業界が伸び悩んでいるのか
先述した「レスリングを習える場所がない」というお話、これは現状レスリングだけのジムをビジネスとして成立させることの難しさを物語っています。
そしてこの根本の問題を取り巻く要因を、私は以下のように考えています。
- ①格闘技の「危険」「怖い人たちのスポーツ」というイメージ
- ②なんだかルールもよくわからないスポーツというイメージ
- ③周りにレスリングの有識者がいない(相談できない)
- ④柔術などのように帯制度などもなく、格闘技の中でも特に定量的になれないスポーツなので通うことで何が向上するのかイメージがわかない。
ざっとこんなところでしょうか。
そして最後に深刻な問題がこちら!
- ⑤これらの現状をどうにかしようとする人が少ない
ということです。
私が認識している中で、プロカメラマンの保高幸子氏、Wrestling Platform代表、有元伸悟氏くらいではないでしょうか。
他にもいるかと思いますが、取り組みと、それを周知させる外への発信と言う観点から、少ないなと感じています。
「どうせ、レスリングでは食っていけない」「レスリングがメジャーになるのは無理」
そう考えているレスラーが大半だと思います。
僕もつい最近までそうでした。
これが問題です。
世の中の傾向として自分の可能性抑え込みすぎてる人が多いと思います。同様にレスラー自身が、レスリングの可能性を抑え込みすぎだと思ってます。
組み技でこれだけ汎用性が高くて、身体能力が必要なスポーツは無い。そう思います。
みんななぜ発信しないか?
レスリング界で現在、発信する人が少ないので、積極的に発信をする人への視線というか、ご意見というか何か冷たいものを感じる事も多いです。
僕もそちら側でした。
でも、安心してください。
あなたの発信する情報は、レスリングを知らない人に宛てた発信なので、他のレスラーにどう思われるかはあまり関係ない。
私はこれをある人に言われてから、確かに内側から何を言われても、これでレスリングが広がっていく一歩になるなら良いか。と思いました。
あとこれは
・レスリングでお金を稼ぐ事
と
・レスリングを盛り上げる事
どちらが先行(目的と)しているように見えているかという話のような気がしてます。
これを間違えるとマイナーなレスリング業界では、現役で必死でやっている人から理解が得れない(ことが多い)と感じます。
どちらも結果一緒だよ? というのが個人的な意見です。
しかし、第一線で世界と戦っている人の気持ちを無碍にはできません。
難しい!
それは置いておいて。
レスラーへの提言
レスラーの皆様で外へレスリングという競技を発信していきたいですね。って話です。
技術動画でも良い。準備運動自慢の動画でも良い。スパーリング動画垂れ流しでも良い。
とりあえず最初は、何でも良いので発信してレスリングを知ってもらおう。という風潮になれば、①〜④のような問題解決のスピードは上がっていきます。
では、私はいま何をして、これから何をしていくのか
私は、現在キッズレスリングスクールを運営、レスリングセミナーなどを開催しております。
すなわちレスリングで美味しいお米とお味噌汁を食べてます。
そんな私が、いま何をして、これから何をしていくのか。
- 他業界のあらゆる力をフル活用
先述した5つの問題点①〜③は共通して「知名度の低さ」つまり「発信の弱さ」という課題点があります。そこで、柔術最大級のプラットフォームBJJ LABのちょこびの力もお借りしているわけです!
代表の竹浦さんにアドバイスを受けながら、おかげさまで30人セミナーを2回満員にし、教則も売れ、定期練習会にも20人前後の方々が日曜日の13:00という史上最も微妙な時間に、レスリングを学ぶために来ていただいております。
本当に圧倒的感謝!この言葉に尽きます。
T-TEAMは
柔術×レスリングのグラップリングを日本で普及させるというのがメインテーマではありますが、いまブームが来ている、柔術業界にお力を借りて、レスリングの普及というのも大きなテーマの一つです。
- 雇用を作る
そして私は、業界を成長させ、ビジネスとして成立させ、業界全体を大きくしていく取り組みをしていきます。
そのために、プレイヤー以外の雇用を作ることが大切なので、現在レスリング界に蔓延るボランティアをさせてはいけません。
まだ、大した額は払えてませんが、お金をもらって指導できる場所を作っていますし、必ずボランティアでは働かせません。
長続きしませんからね。責任もありませんからね。お互いによくないです。
まあそれは置いておいて
1人では無理……
みんなで、
とにかく……コツコツは勝つコツ!
いろいろ喋りましたが、コツコツやっていくしかないんです。
仲間募集中です。いつでも誰でもご連絡ください。
私はみんなの好きなレスリングで、みんな大好きな美味しい焼肉を、レスラーのみんなにご馳走できるように精進していきます!
さあここからは、レスリング習得のコツ!
→とにかく今は、基本
めちゃくちゃ当たり前のこと言ってすみません。
まだまだレスリング経験の浅い方、レスリングの基礎を専門家から習ったことがない方へ。
絶対に基礎は超一流に習うことをお勧めします。
今はまだ、タックル! とか投げ技! とかそういう派手なテイクダウンだけを習うフェーズではなく。
構え、ステップ、ドリル練習、セオリーを並行して学ばなければいけません。
これが数年後大きな差を生みます。
レスリングは他の競技よりも、基礎づくりが1番難しくて時間がかかります。
格闘家の皆様ならわかりますよね?
一般の方からしたら、ウォーミングアップがとにかくレベル高い。理由はそこだと思います。
大きな差をつけるために今はとにかくレスラーから基礎を学びましょう。
そんな難しい基礎を簡単に誰でも第一歩から教える3人のセミナーがあります。
壮大な前振りでしたが私たちのセミナーを僭越ながら、宣伝させてください🙇♂️
本当に皆様にご参加いただきたいセミナーです。
T-TEAM一同お待ちしております!
ではまたいつかお会いしましょう。長々とありがとうございました🫡
終わりに。青木真也さん、僕の自身初コラム、ここまで読んでいただけましたか。
主観と客観、寄りと引き
このお話をしていただき、自分が選手として一流になれなかった理由がよくわかりました。
現役時代からレスリングを客観視し、引きでプレイヤーをやっていました。その視座にいては、プレイヤーとしては限界があります。
何が良いとかではなく、ここが私の持ち場ってやつです。
まあ、それはそれとして。