2026年ムンジアル出場を振り返って

こんにちは、BJJ LABスタッフの下前です。

下前のコラムは6回目になります。

少し時間が空いてしまいましたが、2026年5月末に出場したムンジアル(世界柔術選手権)出場を振り返っていきたいと思います。

筆者紹介:下前快喜(しもまえかいき)

BJJ LABのスタッフで、ブラジリアン柔術茶帯。(2026年現在)SNS運用や教則プロデュースなど多方面で活躍中。柔術、グラップリングを問わず、教則動画の視聴が趣味で、累計150本以上の教則動画を視聴しています。

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下前快喜の試合は初戦敗退

まずは自分の試合について。

下前は茶帯ライト級に出場しました。

結果はWarlisson Ferreira選手を相手に、ポイント2-2、アドバンテージ1-1のレフリー判定負けでした。

ATではなくADが正しいです!

「勝てそうだった、でも勝てなかった」というのが正直な感想です。

もちろん結果には満足していません。

ただ過程には納得しています。

今回のムンジアルに向けて積み重ねてきた練習の量や内容は、「ここまでやってダメだったら仕方ない」と試合前に思えるほどできました。

今の下前快喜にできる最大限の準備をして挑めたと思います。

だからこそ、終わった直後は悔しさもありつつ、不思議とやりきった感覚の方が大きかったです。

しかし、負けたことには必ず理由があります。

  • 序盤の担ぎパスで相手に良い印象を作らせてしまったこと
  • ワンレッグXを作るも相手を倒しきれなかったこと
  • タートルベースで凌いでくる相手を返しきれなかったこと

出てきた課題を潰し、伸ばすべきところは伸ばす。

しっかり復習して次につなげていきます。

やっぱり勝ちたい!超、悔しいです!

日本人選手の試合を見届ける

日本から出場した選手たちの試合も、現地でたくさん目に焼き付けました。

特に印象深かったのは、石黒翔也選手とグスタボ小川選手の直接対決です。

翔也は同い年で、以前ミニセミナーをしてくれたり、僕が記事を書く際にも協力してくれたりと、トップ選手として心から応援している存在です。僕の大好きな柔術家の1人です。

もう一方のグスタボも大好きな柔術家の1人です。BJJ LABの教則撮影を通じて知り合い、柔術への姿勢や思いから、もっと一緒に働きたい、世界一になってほしいと思っています。

トーナメント表が出た時点で二人が当たる可能性は分かっていました。

2人が勝ち上がり、世界一を取るためには避けられない試合が始まる。

試合を見届ける会場の一部は静寂でした。

結果はグスタボの勝利。

2人の間の試合を現場で見届けられて本当に良かったです。

2人ともありがとう!

グスタボは3位入賞おめでとう!

BJJ LABスタッフの遥希さんの試合サポートもさせてもらえました。

遥希さんの試合に関しては、下前のコラムよりも動画を見てください。

下前は心を動かされました。

他にもたくさんの試合を観ることができました。

中でも嶋田選手とサミュエル・ナガイの試合は良かった。

途中の背負い投げは鳥肌が立ちました。

嶋田さん、3位入賞おめでとうございます!

マヘチャ兄弟の特別レッスンとAOJ

今回の遠征でたくさんの出会いがありました。

今まで会ってきた海外の選手や大好きな選手とたくさん話しました。

その中で一番出会えて嬉しかったのが、僕が大好きでたくさん参考にしている マヘチャ兄弟 です。

ブライアン・マヘチャとケビン・マヘチャの2人はOuter Heaven所属の選手でスパイダーガードの名手です。(Outer Heavenはあのセバスチャン・セプラも所属しています!)

実は私が今回の試合で最後にアドバンテージを取ったスパイダーガードからのスイープは、ブライアン・マヘチャ選手の教則を見て学んだテクニックでした。

スイープしきれずアドバンテージで止まってしまいましたが、試合後、SNSでその動画に彼をメンションして投稿したところ、なんと本人から「明日ピラミッドで教えるよ!」と連絡が来ました。

実際に教わったテクニックは、コンセプトやディテールに夢中になりました。

その発想はなかったなと「おー!」とずっと声に出して教えてもらっていました。

画面の中で学んだ自分の大好きな選手本人から直接教えてもらえる。

これ以上ない貴重な経験で、まさに夢のような時間でした。

異国の、初対面の、英語も大して話せない柔術家にもオープンマインドで教えてくれたマヘチャ兄弟のような指導者に僕もなりたいと思います。

藤井くん、サポートしてくれてありがとう!

またビジターでは、AOJや10th Planet、BTTなどにも行けました。

特にAOJに行けて良かったです。

コール・アバテ選手のクラスに参加し、スパーリングはジエゴ・パトやアレックス、グスタボと組むことができました。AOJのクラスの雰囲気やテクニックを直接学べ、世界王者と実際に組めました。本当に行けてよかったです。

グスタボ、AOJでのビジター手配をサポートしてくれてありがとう!

今回チェックマットに行けなかったことが悔いに残っているので、次回は必ず行きます!

サポートしてくれた方々へ

この遠征を通じて、下前は柔術がもっと好きになりました。

しかし、自分一人ではこの遠征は絶対に成立しませんでした。

たくさんのサポート・応援のおかげで、この遠征に行くことができた自分は本当に恵まれているなと思います。

まず1週間ジムを空けるにあたって、ジム運営・クラス代行を引き受けてくれた山﨑さん・夢翔をはじめとしたMe,Weの方々、本当にありがとうございました。すでにクラスでは学んだ内容を指導していることもありますが、今後もどんどん還元していきます。

また、遠征にあたって作成した「サポートチケット」ですが、正直驚きました。

90人以上の方、チケット以外の直接サポートも含めると総勢100人近くの方にサポートしていただきました。

チームメイトや練習仲間、柔術をやっていない友人や親戚まで応援してくれて、本当に嬉しかったです。

始めた当初は、自分がこれほど多くの方に応援してもらえる選手になるとは思っていませんでした。

柔術を続けていて本当に良かったです。

これからも自分が大好きな柔術に、一生懸命に、真摯に取り組み続けることで誰かの力や喜びになれたら嬉しく思います。

最後に

この遠征で柔術家・指導者・チームのそれぞれでなりたい姿を見せてもらえました。

柔術家として、ムンジアルは目指すべき場所であると確信しました。

もし柔術を生業としたいと考えている方は、絶対に行った方がいいです。

行かなきゃ分からない現場感があります。

私自身、もっと早く行っておけば良かったという思いがあるのも事実です。

だけど、今の自分だからこそ感じられた部分を大事にして、毎日を積み重ねていきます。

以上です。では、また。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

おまけ|Podcast

一緒にムンジアルに参戦した遥希さんとのPodcastも収録しています。

もしよかったらこちらもご視聴ください。遥希さんの視点も面白いです!

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