こんにちは。竹浦正起です。
私事ですが、11月20日に子供が産まれました。
オムツ、ミルク、夜泣きなど未知な経験に苦戦しておりますが、自分も共に成長を感じているのでこのまま1つずつがんばっていきたいと思います。
仕事と柔術
現在、柔術をされている方のほとんどが仕事や家庭を持ちながらされていると思います。
僕自身も20歳から柔術の世界に入り、社会人経験をしながら柔術をやっていました。
働きながらでも何とか練習の時間は確保しつつも睡眠時間が削れていく日々。
その影響もあり仕事も集中出来なかったり、練習も眠くてカフェイン大量摂取してやっていました。
そのせいで眠れなくて、、、みたいな日々が続いていました。
それでも好きで楽しいからやれていました。
しかし、仕事の影響で練習ができない日もあったり、時間が空いても練習相手がいなかったりと中々思い通りにいきませんでした。
あの時の自分がいるからこそ仕事をしながら柔術をやっている方たちの気持ちが少しでも分かり、自分がどう立ち振るまうべきかがわかるようになりました。
キッズの頃から柔術をやって、早くしてインストラクターになるのも良い気もしますが、技術を教えるだけが道場ではなく「会員さんが好きで楽しく通えるために何をすべきか?」を学ぶ期間も必要な気がします。
今後柔術道場は増えていくと思いますが、有名選手や強い黒帯の先生がいるだけで会員さんが集まると言った単純な話ではないと思います。
仕事は続く、、
— 竹浦 正起 Takeura Masaki™️ (@MasakiTakeura) November 21, 2015
明日試合とか関係ないようだす pic.twitter.com/FbZa3x5HdS
家庭と柔術
柔術も人間関係も周りに人がいるからこそ成り立ちます。
大前提、周りの人は大切にしなくてはいけません。
今までは、家庭もない中で柔術をやっていたので家庭を持った上で柔術、習い事をやるということについて体験できると思っています。
こうして自分も同じ立場になることでより状況の近い人たちの言っていることを理解できると思っています。
「仕事や家庭を持ちながら柔術をやる」
多くの柔術をやっている方の理解をするためにも自分自身が同じ状況を経験することが大切だと思います。まだまだこれからですが色々知って経験しながらやっていければと思います。
他者への想像力
最近道場に来れていない、柔術が上手く行かない、試合で勝てない、柔術が楽しくない。
良くあるお悩みです。
この時に柔術の技術的アドバイスだけでどうにかなるのでしょうか?
仕事が忙しくて練習に行けなかったり、大切なプレゼンがあるから仕事優先になってたり、部署異動で仕事に慣れていなくて来れなかったり、プライベートで何かあったり、試合の当日に子供の体調が崩れたり、、、
色々理由があったりします。
あえて聞く必要はないし聞いたりしませんが、このようにその人がどんな人でどういう状況だからこうなんじゃないか?と想像力を働かせて接する事が大切だと感じます。
最近は良く柔術を仕事にしたいと言うキッズや若者の方達から相談を受けることがありますが、柔術が強くて色んな技を知っていて教えられるのは大前提としてこういう部分も必要だよと伝えています。
柔術だけやっていれば柔術を仕事に出来るという簡単な話ではありません。
他者への想像力を働かせて人と接していく事も必要なのです。
柔術の本を出版します!
最後に宣伝です。
来年2月にベースボールマガジン社より柔術の入門書を出版します!
今年6月にお話しをいただき進めてきました。
僕自身大人になってから柔術をはじめたのでつまずきが多かったです。
そんな自分が当初から大切にしているソロムーブからはじまり、ペアドリルを中心にしています。
具体的な技技術を紹介するページは少なく、ガードやパスにおいての大切な考え方や原理原則を徹底的に説明しました。
技術は各道場やオンラインでも学べる時代なのであえてそこは少なめにしています!
僕自身、運動経験のない大人の方の指導からプロ格闘家の指導、キッズクラスでは1500回近くクラス指導して、未経験者から全日本チャンピオンを育てたり、団体で3年連続優勝チームを作ったりしてきました。
指導という面では誰にも負けない自信があります!
その内容を余す事なくお伝えしているのでぜひ楽しみにしていてください。
柔術を知らない方にも紹介するための1冊となるはずなので5冊くらい買って、同僚や家族に配っていただけると嬉しいです!