本記事は青木真也選手の教則『ストレートフットロック』・『アオキロック』の解説記事です。




この記事では足関節技の基本形の『ストレートフットロック』と、青木選手が独自に生み出した『アオキロック』の2作品について解説していきます。
- フットロックが苦手な方
- アオキロックの正しいメカニズムを学びたい方
- フットロックを基本から応用までマスターしたい方
教則の購入をご検討の方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
BJJ LABのスタッフで、ブラジリアン柔術茶帯。(2025年現在)SNS運用や教則プロデュースなど多方面で活躍中。柔術、グラップリングを問わず、教則動画の視聴が趣味で、累計150本以上の教則動画を視聴しています。
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徹底解説教則
タイトル:ストレートフットロック

タイトル:アオキロック

(セット販売がお得ですが、単品購入も可能です)
具体的な収録内容はそれぞれ下記のとおりです。
全編32:58
- ストレートフットロックの概念
- 足首の抱える位置
- 足の挟み方
- 手の組み方
- 極め方の基本
- オーソドックスの極め方
- 外掛けの極め方
全編32:12
- アオキロックの概念
- かかとの出し方
- 手の組み方
- 極め方の基本
- 手のひらで押す極め方
- 外掛けの極め方
まずは『ストレートフットロック』から。足関節技の基本として絶対に覚えるべきサブミッションです。
青木真也選手は足首が極まる捻挫の原理から紐解き、足首の抱え方や足の挟み方の基本から技術を構築します。
足の構造・物理的な力の作用から考えられた極まるフットロックを習得することができます。


続いて、『アオキロック』について。ついに青木真也選手ご本人による『アオキロック』の教則が世に出ます。
グラップリングシーンで知らない人はいないアオキロック。
かかとの出し方、手の組み方の基本から相手を極め切るディテールまで「アオキロック」を生み出した青木真也選手本人から学べる貴重な教則です。


本記事では筆者下前が収録内容や本教則がオススメの方々をまとめて、『ストレートフットロック』・『アオキロック』の両作品を徹底的に解説します。
ぜひ購入を検討される際の参考にしてください。



『ストレートフットロック』の詳細内容
まずは『ストレートフットロック』の各チャプターを解説します。
青木選手が本編でもお伝えするとおり、技術を覚える順番は『ストレートフットロック』→『アオキロック』の視聴をオススメします。
1.ストレートフットロックの概念
人体の構造上、足首は内返し(内側へのひねり)に弱く、強い力で抵抗することができません。
この特性を活かし、相手の足首を内返しの形でホールドした「内返し捻挫」の形にひねりを加えて極める。
それが青木真也選手のストレートフットロックが極まる原理です。
概念としてヒールフックとフットロックの違いやフットロックが持つ強み、使うべき理由も説明します。
ストレートフットロックを本質から理解するために絶対に見ていただきたく、YouTubeで特別公開していますのでぜひご視聴ください。
2.足首の抱える位置
このチャプターではまず足首の関節の位置(基本構造)を確認し、
その上で「内返し捻挫」を極めるために抱えるべき足首の正確な位置を説明します。

自分が思っている足首のイメージよりも下ではないでしょうか?
イメージとズレがあった方は必ず見ていただきたいです。
このズレをアジャストすることで、フットロックがおもしろいように極まります。
また脇腹で相手の足の側面もコントロールするべき理由も必見です。
3.足の挟み方
フットロックでは、足の挟むコントロール力が極めに大きく左右します。
現在は多様な足の組み方が存在しますが、本チャプターでは基本形となる「ワンレッグX」(相手の膝よりも上で足を挟む形)を説明します。

ただ挟むだけでなくカウンターのヒールフックを防ぐ足先の置き方や、距離のコントロールの仕方(特にMMAで重要!)のディテールまで説明しています。
まずはこの基本形で極められないとと、フットロックで覚えるべき極め方が身につかないため成長が止まってしまうリスクがあります。
フットロックを習得するためには必ずマスターしておきたいチャプターです。

4.手の組み方
本チャプターがフットロックを極めるために最重要ポイントです。

相手の足首と足の甲をしっかりとホールドするために、絶対に意識してほしい体の使い方を説明します。
本チャプターで説明する極め方を覚えると、基本形に限らずアウトサイドアシや外掛けの応用形でも相手の足首を極められるようになります。
フットロックを極めるための幹となる技術ですので、必ず押さえておきましょう。
5.極め方の基本

「内返し捻挫」によるフットロックを極めきるために必要なポイントを説明します。
極め方に合わせてやりがちなミスとその対策も学べます。
セットは完璧でも、誤った体の使い方をしてしまうとフットロックを極めることはできません。
青木選手が説明するディテールを意識して、理想の「圧迫」と「ひねり」だけで極めるフットロックをマスターしましょう。
6.オーソドックスの極め方

ストレートフットロックの場合は、基本の組み方さえできていればどんな状況でも極めることができます。
本チャプターでは、その中でも特に意識し続けてほしい重要なポイントをピックアップして、バリエーションを交えながら説明します。
7.外掛けの極め方

ストレートフットロックの応用として、最後に「外掛け」の足の組み方で極めます。
外掛けの場合は基本の「内返し捻挫」の極め方と異なり、膝への外圧のテンションが強くなります。
「内返し捻挫」と共通しているポイントや、足の組み方が異なるがゆえにに意識すべきディテールと体の使い方を学ぶことができます。
『ストレートフットロック』の内容解説はここまでです。

『アオキロック』の詳細内容
つづいて『アオキロック』の解説に入ります。
1.アオキロックの概念
アオキロックは本来は手の組み方を指します。
極まる原理は基本的にはストレートフットロックと同じ内返し捻挫ですが、かかとを出すことでヒールフックも極まります。
ヒールフックにはないホールド力で相手の足首を固定できることがアオキロックの強みです。
ストレートフットロックの応用・進化系であるアオキロックを青木真也選手本人がどのように考え、技術を作り上げているのかを学べるチャプターです。
YouTubeで特別公開していますので、ぜひチェックしてみてください。
2.かかとの出し方
アオキロックの最大の特徴は相手のかかとを出して極めることです。
しかし、かかとを出して極めるということはホールド力が弱くなり、相手がエスケープしてしまうリスクが生じてしまいます。

どのようにすればホールド力を保ちながら相手のかかとを出せるのかを人体構造と相手のかかとの位置関係から学びます。
正しくかかとを出せると、クラッチを組まなくてもアオキロックを極めることができます。

3.手の組み方
手の組み方もアオキロックを代表する要素です。
青木選手が説明する手の組み方は現在では「ショットガン」グリップとも言われ、相手の足を両手で押して位置調整できることが強みです。

手の置く位置や足の掴み方を重点的に説明します。
ホールド力の強化だけでなくかかとの位置調整にも有効活用できるので、アオキロックを習得する際には必ずマスターしましょう。

4.極め方の基本

アオキロックの極め方はストレートフットロックと同じです。
ただし、相手のかかとが出ているため、ヒールフックのようにひねりが加わってより強力に極まります。
よくある間違いと合わせてアオキロック特有の極め方を説明します。
5.手のひらで押す極め方
相手の膝を外側に開いた方がアオキロックは強く極まります。
しかし相手が抵抗して膝が上を向いてしまうため、アオキロックを極めづらくなってしまいます。

そのときに本チャプターの「手のひらで押す極め方」をやります。具体的には相手のスネを手のひらで押します。

単にスネを押すのではなく、かかとをスムーズに抜くスネの押し方や体の引きを合わせたアジャストのやり方があります。
ぜひ本チャプターを通じて、アオキロックを強く早く確実に極めるためのディテールを学んでください。
6.外掛けの極め方

最後のチャプターは川尻達也戦で極めた外掛けからアオキロックです。
こちらの極め方はインサイドヒールフック(内ヒール)と外掛けのいいとこ取りをしているため、強固なホールド力と高い攻撃力を持ちます。
相手の膝と足首の両方に強烈な圧を加えるために必要なかかとの抜き方やフィニッシュのポイントを詳細に説明します。
※強すぎるので練習でトライするときは相手を怪我させないように注意してください!

オススメの方
筆者が『ストレートフットロック』と『アオキロック』をオススメしたい方は以下の方々です!
- フットロックが苦手な方
- アオキロックの正しいメカニズムを学びたい方
- フットロックを基本から応用までマスターしたい方
フットロックが苦手な方
フットロックの極め方が分からない、なかなか極めることができない苦手意識を持つ方には『ストレートフットロック』のご視聴がオススメです。
足首の構造から紐解いた青木選手のストレートフットロックは「内返し捻挫」の概念で極めます。
- なぜ足首が極まるのか?
- あなたが抱えている位置は本当に足首の関節なのか?
- 極めるときにやりがちなミスを防ぐ方法は?
たった30分の尺にも関わらず青木選手が説明するポイントの数々を意識して実践するだけで、フットロックの精度は大きく向上します。
さらに青木選手は抽象的な表現ではなく具体的な言葉を使って説明します。
そのため、自分がつまづいている部分も教則を見返せばすぐに理解・改善することができます。

フットロックが苦手な方でも得意にさせてしまう教則が青木真也選手の『ストレートフットロック』です。
ぜひ苦手を克服して得意な武器まで昇華させましょう!

アオキロックの正しいメカニズムを学びたい方
「アオキロック」のディテールや細かいニュアンスを青木真也選手本人から学べる。
アオキロックの正しいメカニズムを学びたい方にとってこれ以上の教則は存在しません。

かかとの出し方や手の組み方の基本のセットアップから、3種類の極め方を青木選手が細部に渡って説明します。
さらにやりがちなミスとその対策までしっかりとフォローしています。


さらに『ストレートフットロック』と同じく抽象的な表現ではなく具体的な言葉で説明します。
- なぜ相手の足首が回ると極まらないのか?
- どうすればスムーズにかかとを出すことができるのか?
- 基本と外掛けで極め方は異なるべきなのか?
『アオキロック』を生み出した青木真也選手から正しい「アオキロック」を学んでみませんか?
必ず実戦で使える教則になります。

途中の説明で「ショートダースのような形で」と述べる部分があります。個人的に青木選手のあくなき探究心を感じました。
フットロックを基本から応用までマスターしたい方
『ストレートフットロック』は足関節技の基本であり、『アオキロック』が応用です。
フットロックを基本から応用までマスターしたい方はセットご購入をオススメします。

まず『ストレートフットロック』で相手の足首が極まる原理、足首の抱え方、足の挟み方、手の組み方の基本を習得します。
さらに基本の極め方までマスターすれば、フットロックの応用ができる技術の土台ができます。

その後、『アオキロック』でより強力な「アオキロック」を習得しましょう。
極まる原理は基本的にはストレートフットロックと同じ内返し捻挫のため、極め方のイメージはバッチリです。
あとはかかとの出し方や手の組み方を「アオキロック」版に調整してください。
ストレートフットロックの形でヒールフックも極まる「アオキロック」があなたの武器になります。

さらにフットロックの土台ができているので、「アオキロック」に限らず外掛けやアウトサイドアシ、50/50からといった他の応用技の習得が容易になっています。
ぜひ『ストレートフットロック』と『アオキロック』を合わせて視聴して、フットロックの基本から応用までマスターしてください。

フットロックが見直されている
2025年現在のグラップリングシーンではフットロックがトレンドになっています。
アオキロックと同じ手の組み方のショットガンアンクルロック、
相手の膝下で足を組むトレンロック、
50/50から近い足を極めるウォジュロック(リバースアオキロックとも呼びます)。
ヒールフックのエスケープやカウンターが体系化してきた中で、ホールド力を活かしたフットロックが猛威を奮っています。
(青木選手も教則本編で述べているフットロックの強みです。)
そんな時代の流れの中で、足関節技の基本となる『ストレートフットロック』と青木選手が生み出した『アオキロック』をBJJ LABから発売させていただきました。

フットロックが注目されているからこそ、技の原理原則から理解することの重要性がより高まっています。
「トレンドだから試す」のではなく、『ストレートフットロック』で基礎基本から学び、技術の土台を築く。
その上で応用の『アオキロック』を身につけて、強力なサブミッションを武器にする。
青木真也選手が形にしてくれた2つの教則を通じて、あなたのフットロックが得意技になることを願っています。

青木真也選手だから伝えられる技術を堪能しよう!
いかがだったでしょうか?
本日は青木真也選手の『ストレートフットロック』・『アオキロック』の解説記事を書きました。



少しでもご興味が湧いた方はどうぞご購入とご視聴ください。
青木真也選手だから伝えられる技術が本教則にはあります。
5%OFFで購入できるクーポンもありますのでよろしければご活用ください.
5%OFFクーポンコード:shimomae5
では、また。
最後まで読んでいただきありがとうございました。