本記事は岩本健汰選手の教則『ベーシック足関節』の解説記事です。


この記事では足関節の攻防を網羅した『ベーシック足関節』について解説していきます。
- 足関節を0から学びたい方
- 足関節のディフェンスが全く分からない方
- 足関節の攻防をさらにレベルアップさせたい方
教則の購入をご検討の方は、ぜひ本記事を参考にしてください。
BJJ LABのスタッフで、ブラジリアン柔術茶帯。(2025年現在)SNS運用や教則プロデュースなど多方面で活躍中。柔術、グラップリングを問わず、教則動画の視聴が趣味で、累計150本以上の教則動画を視聴しています。
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徹底解説教則
タイトル:ベーシック足関節

具体的な収録内容は下記の通りです。
全編02:28:12
- はじめに
- 力の出し方
- 極め方
- 足の使い方
- アウトサイドアシ
- アウトサイドアシから内転して極め
- アウトサイドアシから外側に倒す
- ベリーダウン
- サイドフットロック
- 外ヒール・内ヒールの極まる原理
- 外ヒールの先端の形
- 外ヒールの足の形
- 内ヒールの先端の形
- 内ヒールの足の形
- アウトサイドアシへのエントリー
- サドルへのエントリー
- 先端でのディフェンス
- 外ヒールのディフェンス
- 内ヒールのディフェンス
- フットロックのディフェンス
- Xガード系のディフェンス
- アウトサイドアシのディフェンス
- おわりに
ついに日本最強グラップラーとして、世界トップ選手と渡り合う岩本健汰選手による足関節の教則動画がBJJ LABから発売されます。
(オリバー・タザとの試合を見ていない方はぜひ見てほしい!)
本作は足関節の攻防を網羅し、基本から体系的に学ぶことができます。
「アタック」は足関節を極めるために理解すべき「力の出し方」から徹底解説。
テクニックの土台となる基本を深く学ぶことができます。

一方、「ディフェンス」ではフットロック・ヒールフックのエスケープだけでなく、足関節を狙われやすいポジションへの対応も学ぶことができます。

グラップリングにおいて標準装備となってきた足関節。
ぜひこの機会に基本から学び直してみませんか?
本記事では筆者下前が収録内容や本教則がオススメの方々をまとめて、『ベーシック足関節』を徹底的に解説します。
ぜひ購入を検討される際の参考にしてください。

詳細内容
『ベーシック足関節』は大きく分けると以下のセクションで構成されています。
- アタック編
- フットロック
- ヒールフック
- ポジションエントリー
- ディフェンス編
- サブミッションディフェンス
- ポジションディフェンス
各セクションごとに収録内容を解説します。
アタック-フットロック-
最初のセクションはアタックの中でもフットロックです。
- はじめに
- 力の出し方
- 極め方
- 足の使い方
- アウトサイドアシ
- アウトサイドアシから内転して極め
- アウトサイドアシから外側に倒す
- ベリーダウン
- サイドフットロック
足関節は「極め方」の理解が難しく、どんなにいいエントリーをしても「極め方」がわかっていないとフィニッシュすることはできません。
そのため、アタック編では「極め方」を重点的に説明します。
まずフットロックでは「2.力の出し方」では自分の最大出力を出せる体の使い方を説明します。その後、「3.極め方」でフットロックを強く極めるために大切な相手の足先の固定方法、「4.足の使い方」で手ではなく足とお尻の力で極めるための3つのポジション(ストレート・インサイド・ベリーダウン)を説明します。



「3. 極め方」はyoutubeで特別公開していますので、ぜひご視聴ください。
極め方の後は足関節のベースポジションとなる「5.アウトサイドアシ」を説明します。
ポジションのコンセプト、他のポジションとの連携、キープ方法を説明します。
特に足の組み方とフレームの関係性は多くの方に学びをもたらすでしょう。

「6.アウトサイドアシから内転して極め」、「7.アウトサイドアシから外側に倒す」、「8.ベリーダウン」では、バランスを崩してからフィニッシュまでを説明します。それぞれの独立した攻め方だけでなく、フィニッシュで大切な3つのポジションのコンビネーションまで網羅して説明します。



最後の「9.サイドフットロック」はフットロックのバリエーションです。
つま先を伸ばしながら膝を内側に向けて踵を隠してくる相手に有効な攻め方です。
すでにフットロックを練習したことのある方でも学びのあるテクニックです。


アタック-ヒールフック-
10. 外ヒール・内ヒールの極まる原理
11. 外ヒールの先端の形
12. 外ヒールの足の形
13. 内ヒールの先端の形
14. 内ヒールの足の形
ヒールフックもフットロックと同じく、「極め」の本質の理解をサポートする構成となっています。
まずは「9.外ヒールと内ヒールの極まる原理」で外・内の両方のヒールフックで重要なスネの回転と膝の固定を深掘りして説明します。
こちらは特別公開しているのでぜひご視聴ください。
続いて、それぞれのヒールフックの詳細説明です。
「10.外ヒールの先端の形」・「12.内ヒールの先端の形」ではつま先の挟み方とかかとのキャッチの仕方、クラッチの組み方を説明します。
よくある間違いや相手のリアクションへの対応方法まで説明しているため、実戦的な内容となっています。


「11.外ヒールの足の形」・「13.内ヒールの足の形」はアウトサイドアシ、サドルロック、50/50をメインに相手の膝に当てる体の部位、力の出し方や極めるときの注意点を説明します。
力のベクトル成分を分解して膝十字に出力を分散させない注意点のフォロー説明は必見です。



アタック-ポジションエントリー-
15. アウトサイドアシへのエントリー
16. サドルへのエントリー
足関節を狙うポジションのエントリーは、本作では2つ紹介します。
アウトサイドアシは外ヒール、サドルは内ヒールにつながるエントリーです。
それぞれポジションエントリーからフィニッシュまでトータルして学ぶことができます。


エントリー直後は相手のバランスが崩れているタイミングです。
相手のかかとが取りやすくヒールフックを極めやすいので、必ずエントリーからフィニッシュまでセットで覚えましょう。
さらにこの2つのエントリーは表裏一体のエントリーです・
両方覚えることでどちらからのヒールフックにつなげることができます。
ぜひセットで覚えてください。
アタックはここまで。次からディフェンス編の説明に入ります。

ディフェンス-サブミッションディフェンス-
17. 先端でのディフェンス
18. 外ヒールのディフェンス
19. 内ヒールのディフェンス
20. フットロックのディフェンス
ディフェンスの最初は「17.先端でのディフェンス」です。足関節のディフェンスで必ず覚えてほしい足首・つま先・かかとの3箇所のディフェンスを説明します。
その後、それぞれのサブミッションのディフェンスを説明します。
YouTubeで特別公開していますのでぜひご視聴ください
「18.外ヒールのディフェンス」は基本のヒールスリップを使ったエスケープと膝をズラす最終手段の2種類を説明します。
中上級者向けにカウンターのバックテイクまで説明しています。


「19.内ヒールのディフェンス」はヒールスリップとランニングマン(相手に背中を向けて走り出すような姿勢)を組み合わせたエスケープ方法を説明します。

「20.フットロックのディフェンス」はベーシックなフットロックと応用のアオキロックのディフェンスを説明します。
フットロックは相手の足のフレームを外して立ち上がるエスケープ、アオキロックは足先端のディテールと外掛けの防ぎ方まで説明します。


ディフェンス-ポジションディフェンス-
21. Xガード系のディフェンス
22. アウトサイドアシのディフェンス
23. おわりに
最後はポジションに対するディフェンスです。
まずは「21.Xガード系のディフェンス」です。具体的にはXガード、
相手に崩されずにバランスを取る体の使い方、相手の足の外し方、パスガードまで説明します。
さらに万が一、崩されてしまったときのリカバリー方法までフォローしています。

「22.アウトサイドアシのディフェンス」はフリーな足を取られないポジショニング、足のロックの潰し方・外し方を説明します。


相手がバタフライフックを入れてきたときの対応も説明しています。
この対応はとてもオススメです。
筆者下前も愛用していて、このディフェンスを覚えてからフットロックでタップすることが激減しました!

テクニックの詳細説明は以上です!
「23.おわりに」では足関節を練習する上で守っていただきたい点について説明しています。
足関節で怪我しない・怪我をさせないためにもぜひ最後までチェックをお願いします!

オススメの方
足関節を0から学びたい方
ノーギ/ギ、帯色問わず標準装備となりつつあるフットロックは基本となる3つのポジションを、固定からフィニッシュに至るまで学ぶことができます。
- スタンダード(外側に倒れて極める)
- インサイド(内側に角度を深めて極める)
- ベリーダウン(相手に背を向けて極める)
前腕の角度や足首を抱える位置、腕の組み方のディテールはフットロックのプレッシャーを大きく向上させます。
さらに相手のディフェンスやエスケープに追従する方法も学ぶことができます。

一方、ヒールフックは「極まる原理→先端の形→足の形」の順を追って、外・内のヒールフックを0から学ぶことができます。
本作に収録されているつま先の固定の仕方とフィニッシュの出力方法を覚えるだけで、正確かつ強力なヒールフックに成ります。
実戦で頻出する失敗例と正解動作を対比で学べる点も分かりやすくてオススメです。


岩本選手が磨き上げてきたディテールの数々は、0から学ぶ足関節の理解と習得をサポートします。
ぜひ本作を通じて、0から学び強力な足関節を武器にしてください。

足関節のディフェンスが全くわからない方
知らないと足関節は怖いです。
歩けなくなるほどの怪我をしてしまうこともあります。
しかし、それは知らないからです。
実は知るだけでディフェンスできることはたくさんあることも事実です。
特に先端のディフェンスは覚えるだけでフィニッシュされる可能性は激減します。
先端だけではありません。
フットロックは崩されにくい重心の位置や相手のガードの潰し方、パスガードへのつなげ方。

ヒールフックは踵のずらし方、怪我をしない回転の仕方、カウンターのバックテイク。

さらに足関節につながりやすいXガード系やアウトサイドアシに対するディフェンスまで本作はフォローしています。(この2つ、かなりオススメです)



本教則を視聴すれば、足関節に対する知識はバッチリです。
知は力です。正しい対処方法を学び、相手の足関節をシャットダウンしましょう。

足関節の攻防をさらにレベルアップさせたい方
タイトルの通り、足関節の基本を学ぶことができるのが本教則の特徴です。
実は、中上級者に向けて応用のアタックとディフェンスまで収録されています。
アタックはサイドフットロックです。
エスティマロックのように極まるサブミッションであり、膝の角度をずらしてフットロックのディフェンスをする相手に有効なアタックです。

相手のディフェンスに追従するサブミッションのため、習得すると、フィニッシュ率は向上します。
ディフェンスはXガードやアウトサイドアシの対処です。
これは本当にオススメです。
重心の取り方や相手の崩しに対するリカバリー、ガード解除からパスガードまで。
すでに足関節が得意な方でも満足のいく内容となっています。
基本から応用まで学べる本教則は、あなたの足関節の攻防をさらにレベルアップさせることは間違いありません。

筆者の思い
岩本選手の教則撮影はいつもワクワクしてのぞんでいます。
今日はどんなテクニックを説明してくれるのだろうか?
撮影に向けて大まかな内容は事前打ち合わせをしていますが、技のクオリティが劇的に変わるディテールや圧倒的なボリュームは毎回自分のイメージを遥かに超えてきます。
私自身、足関節の教則はたくさん見てきていて知識のインプットはありますが、知らないことばかりでとても勉強になりました。(岩本選手が説明したテクニックはたくさん使っています!)

岩本健汰選手は本物の技術を惜しみなく還元してくれています。
本作を通じて世界トップグラップラーが磨き上げてきた技術の数々を学ぶことは、絶対にあなたの柔術・グラップリングをアップグレードします。
オリバー・タザに勝った事は結構自分の中でのマイルストーンです。
— イワモッティ(Kenta Iwamoto) (@BjjspunkyK) July 7, 2025
19歳で始めてから9年間、休まず技術を磨いてきて、本物を追い求めて、やっとこのレベルも越えれるようになりました
自分の実力が本物なら、それに合わせた環境や結果は着いてくる
これからも僕は本物を求めて、やっていくつもりです… pic.twitter.com/oUKWxqlp9D
巡ってきたCJIのチャンスも、全員応援しています。
頑張れ、モッティー。ご武運を祈ります。
次の試合はCJI2.
— イワモッティ(Kenta Iwamoto) (@BjjspunkyK) July 10, 2025
リーバイが怪我で欠場でオーストラリアチーム77kgのスポットを手に入れました。
また降ってきた巨大なチャンス。チームと共に優勝賞金1億円を狙いに行きます。
66kg Fabricio Andre
77kg Kenta Iwamoto
88kg Lucas Kanard
-99kg Declan Moody
+99kg Belal Etaibari pic.twitter.com/MzuuQwp2y3
世界トップグラップラーの足関節を学ぼう!
いかがだったでしょうか?
本日は岩本健汰選手の『ベーシック足関節』の解説記事を書きました。


少しでもご興味が湧いた方はどうぞご購入とご視聴ください。
世界トップ戦前で戦う岩本選手が培ってきた技術の数々は、必ずあなたの足関節の攻防はアップデートします。
5%オフで購入できるクーポンもありますのでよろしければご活用ください。
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では、また。
最後まで読んでいただきありがとうございました。