2026年4月11日、ONE Fight Night 42にてダンテ・レオンと岩本健汰がウェルター級サブミッショングラップリングマッチを行います。
本記事では、両選手の解説や試合の見どころをご紹介します!
試合概要
本試合は、ONE Championshipで行われるグラップリングマッチです。
主なルールは以下の通りです。(公式サイト:https://www.onefc.com/jp/martial-arts-2/)
- 試合時間:10分
- パスガードやポジションによるポイントなし
- 試合時間終了後はキャッチの回数・積極性をもとに判定
また、本試合はウェルター級で、ONE Championshipでは81.6kgとなります。
両選手の比較
取得タイトル
ダンテ・レオン
- 2019年(79.5kg)・2022年(73.5kg) IBJJFノーギ世界選手権 優勝
- 2022年(77kg) ADCC本戦 3位
- 2024年(無差別級) ADCC本戦 3位
ダンテ・レオン選手はIBJJFのポイント制の試合だけではなく、ADCCやWNOなどポイントのない試合にも数多く出場し、多くの実績を残しています。
岩本健汰
- 2019.2022,2023年(77kg) ADCCアジア・オセアニア予選 優勝
岩本健汰選手は2019年以降はIBJJFに準ずるポイント制の柔術の試合に出場していません。現在は海外を主戦場にグラップリングマッチに出場しています。
直近の戦績
グラップリング・ブラジリアン柔術の戦績をまとめているサイトであるBJJ Heroesのデータを参考にしつつ、直近10試合の戦績を比較します。
ダンテ・レオン
7勝3敗
しかし、この試合はダンテ・レオンの適正体重より15kgほど重い階級での戦績であり、同体重で負けたのは2024年のADCCでの試合まで遡ります。それ以前の戦績を見ても、ほとんど同体重の選手相手での負けがなく、さらにその中でも一本負けはもっと少なくなります。
岩本健汰
6勝4敗
ADCCアジア・オセアニア予選も含まれており、多くが同階級の戦績です。IBJJF系の大会には出ていません。
得意技
ダンテ・レオン
RNC・アームバー
ダンテ・レオンはレスリングが得意で、上からパスガードも下から攻めることも足関節もできる、オールラウンダーの選手です。ポジションを活かしたRNCに加え、下からのチョイバー(アームサドル)も得意です。
岩本健汰
RNC・アームバー
岩本健汰もダンテ・レオン同様に、オールラウンダーの選手です。柔道のバックボーンを活かした投げも得意です。また、足関節も得意で、CJI2にてニック・ロドリゲスに極めかけたアキレス腱固めも印象的です。
対戦予想
各データを踏まえながら、見どころや筆者の予想を述べます。
両選手ともオールラウンダーという点でタイプが似ています。両選手が得意な場面に引き込んで得意なところをぶつけ合うというよりも、さまざまな局面で目まぐるしい攻防が繰り広げられるでしょう。
岩本健汰は冒頭トップポジションにこだわってテイクダウンを狙うと思いますが、ダンテ・レオンは下になることをいとわず、下からチョイバー、足関節などを狙ってスイープを狙うと予想します。
その次のスクランブルがポイントになります。
岩本健汰としてはスクランブルを制して攻めを継続できるか。ダンテ・レオンはスクランブルから上を取り、バックまで行けるかがポイントです。
実は2023年に両選手は対戦しており、岩本健汰がスイープからパスをされて、最後はアームバーを極められるという流れでした。
筆者個人的には、下になったときの強さはダンテ・レオンが上回っており、実績的にもダンテ・レオンが上回っているという印象です。
この3年で両選手がどのような進化を遂げており、前回とは違った展開を見せることができるか、そして岩本健汰が同階級のダンテ・レオンに勝って80kgの世界トップであるという証明ができるかが注目です。
ONE FIGHT NIGHT 42はU-NEXTで配信されます。
BJJ LABでは岩本選手の教則動画を販売しています。グラップリング、ノーギ競技者の方は必見です。

