柔術道場のエチケット

こんにちは!石黒遥希です。

今回は私が柔術を指導する中で気づいた、道場内でのエチケットについて話していきます!

人はニオイに敏感である

人間の五感(味覚・聴覚・嗅覚・視覚・触覚)。柔術のような対人競技で気になるのは嗅覚です。

皆さんはどのような対策をされていますか?

臭いについては、誰かが指摘してくれることはほとんどないかと思います。

自分は臭わないと思っても、周りのために対策は必要です。

道着、ラッシュガードのニオイ

スパーリングに夢中になればなるほど汗をかきます。

クラスが終わると道着を絞れるのではないかと思うくらい、道着が濡れることもしばしば。

そこで気になるのは、汗をかいて時間が経ったときのニオイ。

続けて次のクラスに参加する場合は、自分の道着が濡れていないか、ニオイがしないかをチェックしてから参加するようにしましょう!

どうしても同じ道着で参加するしか方法がない!という方は、前のクラスも参加されていた方と組むのがベターです。

ラッシュガードは、オキシクリーンやオスバンでつけ置きすると染み付いてしまった臭いが取れることがあります。

どうしても取れない場合は消耗品として考えて、新調するのが良いです。

タバコのニオイ

タバコのニオイは思った以上に臭います。(臭う範囲が広い)

練習前に一服してから道場に行く、なんてことはやめましょう!

タバコのニオイは、髪の毛、体、服にもつきます。道着にニオイがついてなくても臭います。

タバコを吸われている方は練習前にシャワーを浴びてからのクラス参加をお勧めします。

香水・柔軟剤のニオイ

香水や柔軟剤の香りは自分にとっては良い匂いでも、他人にとっては苦手な匂いかもしれません。

匂いが強いと気持ち悪くなる人もいるので、練習前に香水をつけたり、匂いが強い柔軟剤を使うのは控えましょう。

相手の道着を汚さない

お気に入りの道着で練習している方も多いでしょう。練習中のアクシデントで血が付着するのはしかたないですが、他の原因で道着が汚れたりその色が取れなかったら悲しいですよね。

メイクはやめよう。練習したら落ちますよ

楽しいスパーリングをした後、ふと道着を見るとくっきりと眉毛の形がついているではありませんか・・・!

悲しいの一言です。

化粧品は簡単にメイクが落ちないような成分が入っていることが多いので、洗っても取れないことがあります。

すっぴんは嫌だ、という方がいますが、練習したら汗をかいたり相手の道着にメイクがついて、終わる頃には確実にすっぴん状態になりますので(笑)

練習前には必ずメイクを落としてクラスに参加しましょう。

ヘアカラー後は要注意

髪の染めたては実はとても危ないのです。

染めたてのときに練習に行くと、汗をかいたときにヘアカラーが相手の道着につきます。

髪の毛が道着に当たった範囲すべてにつきます。(特に明るい髪色)

自分の道着も汚れますし、相手の道着も汚れます。

全く良いことがありません。

道場のルールに記載されていなくても、マナーです。

相手を思いやる気持ちを常に持って競技を楽しみましょう!