質問するときに意識すること

フィリピンナショナルチームと練習

こんにちは!遥希です。

最近フィリピンナショナルチームの人たちと練習しました。フィリピンは柔術が国技で、遠征費用は国から出ているとのこと。フィリピン素晴らしい!

初めて練習をしたのは2019年。それ以来、日本に来られたときに連絡を取り合い、一緒に練習してきました。

練習して気づいたこと

先日、約2年ぶりに再会してスパーリングをしました。

相変わらず明るくて、優しくて、質問すれば惜しみなく技を教えてくれます。

お互いに意見交換をしていて思ったのは、上手くなる人は質問の仕方がとても上手だということです。

「パスができない」「ここで返される」といった抽象的な質問はほとんど出てきません。

相手がこの角度で足を置いてきた時に体重をどこにかけているのか、このグリップを切る時に体の向き、足の位置はどうしているのか?

そんなふうに具体的な状況をはっきりさせて質問してくれます。

質問の仕方を意識したことはありますか?

質問が具体的だと、答える側も明確に返せる。

その場で修正ができて、次のスパーですぐに意識して使えるようになる。

そうした小さな積み重ねが、成長のスピードを速めているんだと思いました。

改めて私自身も、誰かに質問をするときは気をつけようと思いました。

抽象的な質問ほど、返ってくる答えが人によってバラバラになるからです。

どこで、何に、どう詰まっているのかを整理して聞くこと。

それが上達の近道になる気がしています。

柔術は、感覚的な要素が多い。だからこそ、具体性が大切だなと思います。

今回の練習を通じて、そのことを強く感じました。

ギクリとした人もいるのではないでしょうか?

意識してやってみましょう!