岩崎正寛の教えに間違いなし。オススメです。
本記事の概要
この記事ではBJJ LABから販売されている岩崎正寛選手の教則「ディープハーフ表裏」を、 教則情報・見どころ・オススメの方などから徹底的に解説した記事です。
https://shop.bjjlaboratory.com/items/82549491
この記事がオススメの方
- 「ディープハーフ表裏」に興味がある!
BJJLABのスタッフ。ブラジリアン柔術紫帯。(2024年2月現在)SNS運用や教則のプロデュース等、多様な仕事を担当しています。グラップリングも好きです。教則動画を見るのが好きで、累計100本以上は視聴しています。
徹底解説教則
- タイトル:ディープハーフ表裏
- 講師名:岩崎正寛
「ディープハーフ表裏」がオススメの方
- ハーフガーダー!
- 前作を視聴した!
- 防御力を高めたい!
岩崎正寛とは?
本記事では“岩﨑”ではなく、“岩崎“で統一しています。ご了承ください。
本記事で紹介する教則「ディープハーフ表裏」は、名実共に日本一のハーフガーダーである岩崎正寛の作品です。
Deep Half Clubを視聴したことのない柔術家は日本にはいないのではないでしょうか?
BJJ LABから2023年12月に販売した前作の「ハーフガードの原理原則」は、岩崎選手初の日本語教則であり、メガヒット作品となりました。
【発売開始1時間で123ダウンロード】
— 竹浦 正起 Takeura Masaki™️ (@MasakiTakeura) December 23, 2023
岩崎さんハーフガード教則大好評です!
今回、ハーフガードの原理原則というタイトルにこだわっていたのも「その人しか使えない技術」という側面を減らし、万人が原理原則を学ぶ事で自分のスタイルに落とし込む事を意識していました。… pic.twitter.com/BIYX7JrsR4
岩崎さんの教則動画でインプットしたことをここ数日の練習で実践してるけど、確実に手応えを感じることが出来てる。
— 草壁@ヒカセン&趣味柔術家 (@kusakabe_bjj) January 2, 2024
岩崎正寛 ハーフガードの原理原則 DHC SYSTEM vol.1 HALF GUARD FUNDAMENTALS | BJJ LAB https://t.co/CPHFqumYJK #BASEec @bjj_laboratoryから
前作ハーフガードの原理原則、素晴らしかったです
— 二代目千代の富士 (@2ndchiyonofuji) February 8, 2024
ハーフガードの根幹から状況に応じた枝葉となる細かいシチュエーションの応用が順を追って解説されているので落とし込み易い教材でした
メンバー様、更にはバケモノ先生方🧌にもアウトプットスパーリングで証明出来たので指導にも利用してます https://t.co/0nGwjx4Sq8 pic.twitter.com/YEoptsGXfA
今回は前作のハーフガードと関わりが深いディープハーフガードとリバースハーフガードの技術を体系化した教則です。
BJJLABのスタッフとして手前味噌ではありますが、ここまで緻密にディープハーフとリバースハーフをまとめあげた教則は他に類を見ません。
収録内容から本教則がオススメの方、実際に視聴した感想をまとめた徹底解説記事にしました。
ぜひ購入の際の参考にしていただければと思います。
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収録内容
まずは収録内容から。
「ディープハーフ表裏」には下記のテクニックが収録されています。
テクニック目次
- コンセプト
- ディープハーフガードの構え方
- ディープハーフでの圧力のかけ方
- ディープハーフでのラペラの使い方
- ディープハーフからのスイープ2種
- 頭を跨がれたらやるべきこと
- ウナギロック
- リバースハーフの構え方
- リバースハーフからのスイープ2種
- リバースハーフからの内通し
- リバースハーフからの裏通し
- リバースハーフスクランブルの戦い方
- イワサキスイープ
- まとめ
それぞれ深掘りしますね。
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各テクニックの詳細
1.コンセプト
本教則のコンセプト部分です。
ディープハーフ、リバースハーフについてコントロールするべき場所、 スイープの原理等のコンセプトを明確に説明します。
さらになぜディープハーフ、リバースハーフがディフェンス力が高いガードであるのかを改めて言語化しています。
教則を視聴する上での前提条件を学べます。
2.ディープハーフガードの構え方
強いアタックは正しい構え方が重要です。
誤った構え方では相手を崩せず、パスされてしまうリスクが大きく向上してしまいます。
まずはハーフからディープハーフへのエントリーです。
相手の下に確実に潜り込む方法をよくある間違いと比較して説明します。
続いてディープハーフの構え方です。
悪いディープハーフの条件を定義し、手の位置や足の組み方、肩の角度の正解を説明します。
3.ディープハーフの圧力のかけ方
スイープをするためには、必ず相手を崩さないといけません。
相手が崩れている条件や、相手を崩すために大切な股関節の使い方を学べます。
“1.コンセプト“で述べたスイープの原理をさらに詳細に説明もしているチャプターです。
4.ディープハーフでのラペラの使い方
ディープハーフからラペラの使い方は多種多様です。
しかしこのチャプターを視聴すれば、ラペラの出し方・繋ぎ方・キープの仕方を0から学べます。
本教則では後ろ通し・前通し・腕くくり・脇差し腕くくりの4種類のラペラの使い方を使用する条件から正しい繋ぎ方まで学べます。
5.ディープハーフからのスイープ2種
ディープハーフからのスイープは、ブリッジスイープと背負いスイープの2種類です。
この2つのスイープはディープハーフからの基本のスイープであり、コンビネーションを駆使することで相手をひっくり返せます。
スイープの原理、大切なポイントを注意事項を含めて説明していますので、確実にディープハーフからのアタックが大幅にレベルアップします。
特に三角絞めに入られてしまいがちな方は、必見のポイントがあります。
6.頭を跨がれたらやるべきこと
レベルの高い相手との攻防では、頭を跨がれることが多いです。
そのためディープハーフを使いこなすには、頭を跨がれたときの対応を用意しておく必要があります。
後半のリバースハーフ以外のオプションとして、カウンタースイープとディープハーフへの戻し方を説明します。
ディープハーフで頭を跨がれていつもジリ貧になってしまっている方は必見の内容です。
7.ウナギロック
岩崎正寛選手自身が発明したディープハーフからの足関節技です。
ディープハーフで絡んだ足にプレッシャーをかけて極めます。
ディープハーフから直接狙える数少ないサブミッションですので、習得できると相手にとっては脅威になります。
そしてなぜウナギロックと呼ぶのか?
原理と解説をともに岩崎選手が全てを教えます。
ここまでがディープハーフガードのテクニックです。
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8.リバースハーフの構え方
ここから後半。
リバースハーフガードになります。
リバースハーフはハーフガードで背中側に飛ばれた場合や、ディープハーフで頭を跨がれたときに使います。
リバースハーフに特化した教則は、実はなかなかありません!
リバースハーフもディープハーフと同様に、全身vs片足となるため防御力が高いガードです。
ただし、誤った構え方をすればすぐにパスされてしまいます。
正しい構え方でリバースハーフの良さを最大限引き出すために、相手の足が抜けない正しい足の組み方や組手のバリエーションを説明します。
膝の向きが超大事なポイントです。
9.リバースハーフからのスイープ2種
相手の頭を抱えるヘッドロックスイープと、ブリッジで返すフックスイープを学べます。
リバースハーフはサドルポジションに近い状態のため、カウンターの足関節技のリスクが高いです。
先に説明するヘッドロックスイープは相手をひっくり返すだけでなく、足関節技への対策にもなります。
引き出しの一つに入れておきたいテクニックの一つです。
一方、フックスイープは相手のカウンターを防ぐディテールに着目して視聴していただきたいです。
瞬発力やバネがあり、反応が早い相手へのフックスイープは、逆サイドに飛ばれてしまい、パスのリスクが高くなってしまいます。
しかし、岩崎選手が説明するたった一つのポイントを意識すれば、ビンビン系のパスは未然に防げます。
乞うご期待ください。
どちらも基本のスイープが故に奥が深く、地力が向上するテクニックです。
10.リバースハーフからの内通し
ここからラペラを使った展開に移ります。
まずは内通し。
相手の近い足の下からラペラを繋ぐのが内通しです。
内通しは比較的作りやすい組手ですが、持ち手によって大きく効力が変わります。
強い組手のディテールを理解すれば、自ずと相手に強力なプレッシャーを加えられます。
内通しからのスイープは相手を固定して自分だけ動くのが理想です。
スイープの際、相手に負けない起き上がり方も説明しています。
11.リバースハーフからの裏通し
続いて、裏通し。
THE リバースハーフの展開です。
相手の背中側に抜けてバックを取る攻防を説明します。
裏通しはディープハーフから相手の股下に潜ったときになりやすい展開です。
起き方が非常に大切でしっかりと意識しないと相手に潰される、もしくはバックテイクのカウンターを取られてたりする可能性があります。
相手のバックテイクによるベリンボロ合戦を避けるためのコツは、しっかりと細部まで説明していて全ハーフガーダー必見の内容です。
12.リバースハーフスクランブルの戦い方
“11.リバースハーフからの裏通し”に反応をしてきた相手には、どうしてもスクランブルの展開になりがちです。
海外ではキャット・ドッグと呼ばれるスクランブルの攻防の説明です。
この局面をいかに早く抜け出して有利なポジションを取るか?
岩崎選手が徹底的に言語化して局面の説明をします。
確かな戦略を持ってスクランブルに臨めば、従来よりも格段に勝てるようになります。
オクトパスガードやタートルハーフ、バックエスケープにも通ずる内容です。
13.イワサキスイープ
岩崎正寛の代名詞であるリバースハーフからのオリジナルスイープです。
具体的にはリバースハーフで足を抱えてきた相手へのカウンタースイープです。
相手をひっくり返す。その言葉通りのスイープです。
なぜこのスイープが発明されたのか?
どのように発展して今の形になったのか?
発明からの過程に沿って技の真髄を学べます。
14.まとめ
ハーフ、ディープハーフ、リバースハーフを例に柔術におけるガードの使い分け方を説明します。
ディープハーフ、リバースハーフを使う使わないは関係無しに、全柔術家必見の内容です。
このまとめだけで教則1本分以上の価値があります。
ファーストガードとセカンドガード。
ネタバレしたい。。。笑
個人的には、このまとめを見てから先頭に遡ってみることもオススメです。
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ディープハーフ表裏がオススメの方
収録内容の解説はいかがだったでしょうか?
では、どのような方に本教則がオススメなのでしょうか?
下記3つのどれかに当てはまった方は視聴する価値大アリです。
- ハーフガーダー!
- 前作を視聴した!
- 防御力を高めたい!
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①ハーフガーダー
説明不要ですね。
ディープハーフ・リバースハーフはハーフガーダーの必修科目です。
ファーストガードであるハーフガードの展開にさらに強くなるには、セカンドガードのディープハーフとリバースハーフは必要不可欠です。
(→14のまとめを視聴すればこの説明がしっくりきます。笑)
そして効率的に発展させるためには本教則が最適解です。
世界トップ戦前をハーフガードで戦ってきた岩崎正寛の正真正銘の武器が収録されています。
同じハーフガーダーとして上達したいならば、 絶対に視聴することをオススメします。
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②前作の視聴者
前作の“ハーフガードの原理原則“が気に入っている方にも本教則はオススメです。
ディープハーフ・リバースハーフは、 ハーフガードの展開で発生します。
前作の視聴と練習をしてみて良い感触を得た方は、ハーフガードが得意ポジションになる可能性大です。
ハーフガードの展開をさらに 学び、深めることで自分の武器が一つ増えます。
ハーフガードはセットアップがしやすく、試合の中で多くの時間を占めるポジションです。
そして柔軟性を問われない使い勝手の良いガードです。
武器として習得するにはオススメのポジションであり、そのためには本教則を参考に練習すれば間違いないです。
ぜひ前作と合わせて視聴して、ハーフガーダーへの一歩を踏み出してみてください。
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③防御力を高めたい
ガードワークが苦手・不得意。すぐにパスされてしまう。
そんな 方々にこそディープハーフとリバースハーフがオススメです。
どちらも相手の片足に全身で絡みつくガードのため、 片足 vs 全身の攻防となります。
つまり、 相手が逃げにくい防御力の高いガードです。
練習してセットアップができるようになると、確実にパスされる可能性は激減します。
何か得意なガードが欲しい。
せっかくならパスされない防御力が高いガードがいい。
ディープハーフとリバースハーフです。ぜひご視聴ください!
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実際に視聴して
僕の率直な感想です。
“14.まとめ”をとにかく見てください。マジで勝てるようになります。
テクニックが素晴らしいのはもちろんですが、コンセプトの大切さを改めて実感しました。
「試合で勝てない」
「パスされないけどスイープできなくて負けた」
「勝負に勝って試合に負けた気がするのが多い」
そんな悩みを持つ方全員に見ていただきたいです。
今回収録されているディープハーフ・リバースハーフを使用しない方にも通ずる素晴らしいコンセプトを学ぶことができます。
このコンセプトを意識して練習を重ねることで、確実に勝率は劇的に向上します。
自分は先日の大会でこのコンセプトを意識したおかげで今まで以上の結果を残せました!
このコンセプトの素晴らしさを共有したいので、ぜひ視聴した方は僕と話しましょう。笑
まとめ
いかがだったでしょうか?
本日は岩崎正寛選手の「ディープハーフ表裏」の解説記事を書きました。
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徹底解説教則
- タイトル:ディープハーフ表裏
- 講師名:岩崎正寛
「ディープハーフ表裏」がオススメの方
- ハーフガーダー!
- 前作を視聴した!
- 防御力を高めたい!
テクニック目次
- コンセプト
- ディープハーフガードの構え方
- ディープハーフでの圧力のかけ方
- ディープハーフでのラペラの使い方
- ディープハーフからのスイープ2種
- 頭を跨がれたらやるべきこと
- ウナギロック
- リバースハーフの構え方
- リバースハーフからのスイープ2種
- リバースハーフからの内通し
- リバースハーフからの裏通し
- リバースハーフスクランブルの戦い方
- イワサキスイープ
- まとめ
僕はBJJLABのスタッフのため、身内の教則です。
しかしその点を差し引いても、圧倒的にオススメしたい教則です。
ぜひご購入とご視聴してみてください。
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一緒にディープハーフクラブイズムを学びましょう!
では、また。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!