【徹底解説】岩崎正寛『三角潰しの法則』は三角絞めを無効化する

1分で分かる記事の中身

本記事は岩崎正寛氏の教則『三角潰しの法則』の解説記事です。

『三角潰しの法則』は片足担ぎパスと三角潰しパスの2つの技術体系が収録された教則です。

岩崎氏が世界で戦うために磨き上げてきた技術の数々が凝縮されています。

後述しますが、『鉄壁のインサイドガード』と合わせてご購入できるお得なセット販売も実施しています。

本記事では収録内容とオススメの対象者をまとめました。

『三角潰しの法則』がオススメの方
  • 担ぎパスをメインに使う方
  • 正座ベースを愛用している方
  • 蹲踞ベースを愛用している方

教則の購入をご検討の方は、ぜひご参考にしてください。

筆者紹介:下前快喜(しもまえかいき)

BJJ LABのスタッフで、ブラジリアン柔術茶帯。(2025年現在)SNS運用や教則プロデュースなど多方面で活躍中。柔術、グラップリングを問わず、教則動画の視聴が趣味で、累計150本以上の教則動画を視聴しています。

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徹底解説教則

タイトル:三角潰しの法則

講師:岩崎正寛

『三角潰しの法則』がオススメの方
  • 担ぎパスをメインに使う方
  • 正座ベースを愛用している方
  • 蹲踞ベースを愛用している方

具体的な収録内容は下記の通りです。

【三角潰しの法則】

全編56:39

  1. 片足担ぎのメリット
  2. 片足担ぎの基本的な形
  3. 片足担ぎの入り方(正座ベース)
  4. 片足担ぎの入り方(蹲踞ベース)
  5. シャローラッソー・ラッソーへの片足担ぎ
  6. 片足担ぎ絞め
  7. 片足担ぎディフェンスへのカウンター
  8. 50/50アームのコンビネーション
  9. 両足担ぎ
  10. 三角潰しパス
  11. 深い三角潰しパス
  12. 三角絞めエスケープ
  13. 岩崎正寛にとって片足担ぎ・三角潰しとは

前半は片足担ぎパス、後半は三角潰しパスを説明します。

講師は岩崎正寛氏(CARPE DIEM)です。

岩崎 正寛

Masahiro Iwasaki

兵庫県出身 / 1989年1月27日生

21歳の時にブラジルに単身で渡り、黒帯を取得。日本人最年少黒帯保持者となり、数多くの海外遠征を経て、世界のトップクラスで戦う日本代表の柔術家となる。全日本選手権を三連覇し、戦いの舞台を世界へ移す。2018年 世界三大大会の一つであるヨーロピアン選手権において、最激戦区ともいえるライト級(76kg)で準優勝し、各階級での日本人最高位を取得。同年、BJJ HEROESランキングで全世界を含めた柔術家のライト級で2位となる。得意技の「DEEP HALF」が世界に認められ、2019年アメリカで技術教則DVDをリリース。長年にわたりCARPE DIEM BJJで指導者として携わり、数多くの選手を輩出しており、Kidsカテゴリーにおいては5人の世界王者を育てるなどの幅広い指導歴を持つ。

片足担ぎパスは世界的に見ても使用する選手が少ないとても希少な技です。

なぜ岩崎氏は片足担ぎパスを磨いてきたのか?

そして最大のデメリットである三角絞めへの対策の三角潰しパスはどのように使っているのか?

『三角潰しの法則』には岩崎氏が経験と研究を重ねて導き出した答えが詰めこまれています。

筆者下前が収録内容や本教則がオススメの方々をまとめて、『三角潰しの法則』を徹底的に解説しますのでぜひ購入を検討される際の参考にしてください。

『三角潰しの法則』の詳細内容

『三角潰しの法則』の収録内容は下記の通りです。

【三角潰しの法則】

全編56:39

  1. 片足担ぎのメリット
  2. 片足担ぎの基本的な形
  3. 片足担ぎの入り方(正座ベース)
  4. 片足担ぎの入り方(蹲踞ベース)
  5. シャローラッソー・ラッソーへの片足担ぎ
  6. 片足担ぎ絞め
  7. 片足担ぎディフェンスへのカウンター
  8. 50/50アームのコンビネーション
  9. 両足担ぎ
  10. 三角潰しパス
  11. 深い三角潰しパス
  12. 三角絞めエスケープ
  13. 岩崎正寛にとって片足担ぎ・三角潰しとは

1.片足担ぎのメリット

パスガードの構造から片足担ぎパスを整理して、メリット・デメリットを解説するチャプターです。

  • メリット
    • エントリーがしやすい
    • 他のパスガードとの相性がいい
  • デメリット
    • 三角絞めに捕らえられやすい

本チャプターはYouTubeで特別公開していますのでぜひご視聴ください。

『三角潰しの法則』で学ぶ内容の指針となるチャプターです。

岩崎氏の説明がしっくり来た方はすぐに『三角潰しの法則』のご購入をオススメします。

2.片足担ぎの基本的な形

両手の使い方と位置関係を解説します。

特に相手と自分の位置関係はとても大事なディテールです。

適切な重心の置き方を学ぶことで、相手が三角絞めにエントリーする隙を作らないようにできます。

正直、このディテールを覚えるだけでも三角絞めのリスクは大きく軽減できます。

これから学ぶ片足担ぎの土台となるチャプターです。

3.片足担ぎの入り方(正座ベース)

エントリーの最初は正座ベースからです。

正座ベースは自分の懐に空間が空いているため、何も考えずに片足担ぎを狙うと簡単に三角絞めを極められてしまいます。

岩崎氏は手の置き方や力のかけ方にこだわることで三角絞めを防ぎます。

4.片足担ぎの入り方(蹲踞ベース)

続いては蹲踞ベースからの片足担ぎパスです。

蹲踞ベースは相手の足をレバーのように引き上げることができるため、片足担ぎパスに非常にエントリーしやすいです。

正座ベースと蹲踞ベースで異なるプレッシャーのベクトルにも着目し、それぞれのベースから適切な片足担ぎパスを整理して説明しています。

5.シャローラッソー・ラッソーへの片足担ぎ

蹲踞ベースで作られやすいシャローラッソーとラッソーへの片足担ぎパスのエントリーが学べます。

このエントリーは非常に強力で無慈悲なテクニックです。

ラッソーとシャローラッソーの外す手順が、そのまま片足担ぎパスとなっています。

決して力ではなく体のアングル(角度)を使って厄介なラッソーガードを完封します。

ラッソーガードのパスが苦手な人には必見のテクニックです。

6.片足担ぎ絞め

本教則唯一のサブミッションは片足担ぎパスからそのまま相手を絞めるチョークです。

この絞め技はペーパーカッターチョークとも言われます。

相手の首から圧力を抜かずに絞め切るためのポイントをカウンターのリスクを踏まえた上で説明しています。

後半で説明する三角潰しパスを覚えるとより安全にこのチョークを極めることができます。

慣れてくるとパスとサブミッションのコンビネーションにも使えます。

片足担ぎパスを練習する際は必ず練習したいサブミッションです。

7.片足担ぎディフェンスへのカウンター

片足担ぎパスを防ぐために相手は担がれている側の肘を上げ、膝を入れてきます。

その後、足回しからXを作るように押して距離を取ってきます。

もしくはインバーテッドになって回転しながらエスケープしてきます。

岩崎氏が説明するカウンターは、相手が自らの柔軟性に頼れば頼るほど、逆に簡単にパスガードができてしまうテクニックです。

ぜひ本編で見てください。

8.50/50アームのコンビネーション

50/50アームはパスのコンビネーションで非常に有効なテクニックです。

リバース片足担ぎのような組手で、自分の腕と相手の足で50/50を作ります。

片足担ぎパスでは相手の足回しが体にかかってしまった場合に使用します。

相手の動きを強力に拘束してパスガードを完成させます。

9.両足担ぎ

本教則では指をフックさせて引き上げるタイプの両足担ぎパスを説明します。

両足担ぎパスの中でも1番スピードがあるタイプであり、ガードリテンションや足回しをされている瞬間に挟むことができます。

パスガードに緩急をつけることができる点も特徴的です。

一番のポイントとなる引き上げ方は丁寧に体の使い方を説明していますので、しっかりとポイントを押さえて学ぶことができます。

片足担ぎパスはここまで!次からは三角潰しパスです!

10.三角潰しパス

三角絞めに入ってしまった際にまず第一にやるべきこと、体のねじり、足の使い方を学べます。

大前提として三角絞めに入られている状態は良くないです。

それでもリターンがあるから岩崎氏は研究を重ねました。

こちらのチャプターもYouTubeで特別公開していますのでぜひご視聴ください。

11.深い三角潰しパス

もし深い三角絞めに入ってしまった場合は、どこにプレッシャーを集めるかが非常に重要となります。

本チャプターでは、最悪のタップを避けるためのスペース作りから担ぎパスまでを学べます。

このテクニックはクローズ割りと同じ原理で、相手の足のクラッチにじっくりプレッシャーをかけて割っていきます。

岩崎氏が説明するディテールを実践すれば、深い三角絞めでもだんだんと足が緩んできて確実に割ることができます。

12.三角絞めエスケープ

本教則では、不意に三角絞めに入ってしまったときのためのエスケープ方法まで学ぶことができます。

三角絞めは多少雑に入っても少しづつ修正を重ねることで完璧な形を作るサブミッションです。

そのため、早い段階で対応できればカウンターを取ることができますが、対応が遅れてしまうと相手の方が圧倒的に有利です。

万が一、対応が遅れてしまった際はカウンターを狙わずにエスケープに集中することが最善策です。

岩崎氏が説明する細かく場合分けされたエスケープ方法を習得し、片足担ぎパスのデメリットを防ぐ最後の砦を装備しましょう。

13.岩崎正寛にとって片足担ぎ・三角潰しとは

最後のチャプターでは岩崎氏がなぜ片足担ぎパスを強化したのか、三角潰しパスを磨いたのかが分かります。

最後に、今回説明した片足担ぎ・三角潰しを成功させる最大のコツを岩崎氏が説明します。

ぜひ本編の最後までご視聴ください!

『三角潰しの法則』がオススメの方

筆者が『三角潰しの法則』をオススメしたい方は以下の方々です!

『三角潰しの法則』がオススメの方
  • 担ぎパスをメインに使う方
  • 正座ベースを愛用している方
  • 蹲踞ベースを愛用している方

担ぎパスをメインに使う方

担ぎパスをメインに使う方は『三角潰しの法則』を見ない選択肢はありません!

「担ぎパスをもっと強化したい!」という思いが少しでもあるならば、必ず視聴することをオススメします。

特に本作では片足担ぎパスに大きく時間を割き、基本から応用までしっかりと学ぶことができます。

組手や重心、エントリーの基本をアップデートして、コンビネーションの応用を新しく習得する。

さらには相手のカウンターの三角絞めへの対応まで学べます。

『三角潰しの法則』を視聴することで、岩崎氏が磨き上げてきたディテールの数々が必ずあなたの片足担ぎパスをレベルアップさせます。

国内外を見渡してもこれ以上ない教則動画と言えるでしょう。

ぜひ『三角潰しの法則』を視聴してみませんか?

片足担ぎパスで徹底的に相手を潰していきましょう!

正座ベースを愛用している方

正座ベースをメインに使う方は『三角潰しの法則』がオススメです。

正座ベースはどうしても三角絞めのリスクを負わなければいけません。

クローズドガード・片襟片袖ガード・スパイダーガードなどから相手は三角絞めをガンガン狙ってきます。

逆に三角絞めを潰す手段を持てば、リスクをアドバンテージに変えることができます。

そのために岩崎氏が磨き上げてきた三角潰しパスを覚えるべきです。

リスクをアドバンテージに、ピンチをチャンスに。

ぜひ『三角潰しの法則』を通じて、正座ベースをさらに強化していきましょう。

蹲踞ベースを愛用している方

蹲踞ベースをメインに使う方も『三角潰しの法則』がオススメです。

蹲踞ベースは相手の足の裏にスペースが生じやすく、片足担ぎパスに入るチャンスが多いです。

特に相手の足回しのリテンションは大チャンスです。

相手のフレームの下から足を抱えることで片足担ぎパスに簡単にエントリーすることができます。

『三角潰しの法則』ならばラッソーを巻かれたときからでも片足担ぎパスに入る方法を学べます。(これは本当に無慈悲で強力なので絶対に覚えてほしい!)

ぜひ『三角潰しの法則』を通じて、蹲踞ベースを強化してみませんか?

必ず実りのある教則になることは間違いありません。

『鉄壁のインサイドガード』と合わせて学習しよう!

オススメの方で紹介した正座ベースと蹲踞ベースは岩崎氏の前作『鉄壁のインサイドガード』に収録されている技術体系です。

片足担ぎパスに入るための土台となるベースを強化すれば、エントリーが安定するだけでなくさらに強い片足担ぎパスにレベルアップすることができます。

『三角潰しの法則』に合わせて『鉄壁のインサイドガード』を視聴することは上達の相乗効果を生み出すと断言できます。

今回は『三角潰しの法則』発売に伴い、『鉄壁のインサイドガード』を10%オフにした期間限定セットを販売しています。

『鉄壁のインサイドガード』を未視聴の方はこの機会をお見逃しなく。

すでにご購入済みの方は、改めて『鉄壁のインサイドガード』の復習をしてみてください!

『三角潰しの法則』から感じていること

めちゃくちゃ個人的な意見を述べさせていただきます。

正直、この教則は一人の柔術家として勘弁してほしいです。

なぜなら自分は三角絞めをメインに試合を構築するスタイルだからです。。。

本当に困ります。。。。

BJJ LABの教則動画は全て字幕確認をしているのですが、字幕確認をしながら絶望していました。

この教則が販売されると生きづらくなるなと。笑

岩崎氏の三角潰しは世界トップレベルです。

エドウィン・ナジミ、マイケル・ランギ。

世界トップレベルの三角絞めの数々を無効化しています。

私が敬愛するアンドリス・ブルノワスキ選手も「岩崎氏には三角絞めが効かないのでオモプラータに戦略を切り替えた。」と聞いています。

そんな世界トップ選手の三角絞めを無効化してきたディテールの数々を岩崎氏は惜しみなく『三角潰しの法則』で説明してくれています。

本当にこれ以上ない教則だと感じています。

ぜひ視聴してみてください。

片足担ぎをマスターして三角絞めを無効化しよう!

いかがだったでしょうか?

本日は岩崎正寛氏の『三角潰しの法則』の解説記事を書きました。

徹底解説教則

タイトル:三角潰しの法則

講師:岩崎正寛

『三角潰しの法則』がオススメの方
  • 担ぎパスをメインに使う方
  • 正座ベースを愛用している方
  • 蹲踞ベースを愛用している方

具体的な収録内容は下記の通りです。

【三角潰しの法則】

全編56:39

  1. 片足担ぎのメリット
  2. 片足担ぎの基本的な形
  3. 片足担ぎの入り方(正座ベース)
  4. 片足担ぎの入り方(蹲踞ベース)
  5. シャローラッソー・ラッソーへの片足担ぎ
  6. 片足担ぎ絞め
  7. 片足担ぎディフェンスへのカウンター
  8. 50/50アームのコンビネーション
  9. 両足担ぎ
  10. 三角潰しパス
  11. 深い三角潰しパス
  12. 三角絞めエスケープ
  13. 岩崎正寛にとって片足担ぎ・三角潰しとは

少しでもご興味が湧いた方は、どうぞご購入とご視聴ください。

片足担ぎパスと三角潰しパスの両方を吸収して、磐石のトップゲームを作りましょう!

『鉄壁のインサイドガード』とのセットでのご購入がオススメです!

5%オフで購入できるクーポンもありますのでよろしければご活用ください。

5%OFFクーポンコード:shimomae5

では、また。

最後まで読んでいただきありがとうございました!