こんにちは!石黒遥希です。
今回は、「試合に出るか?出ないか?」というテーマについてお話ししたいと思います。
ブラジリアン柔術を始めたばかりの方から、ある程度経験を積んだ方まで、誰もが一度は考える問題だと思います。
ブラジリアン柔術の指導者としても聞かれることが多い質問です。
試合に出ることのメリット
試合に出るメリットをいくつかお伝えします。
実戦経験の積み重ね
試合に出るのは緊張しますよね。私も15年以上試合に出ていますが、いつだって緊張します。
心臓をバクバクさせて、きつい練習もして、体重管理もして、何を得るのか?
「緊張感やプレッシャーを経験して、自分を成長させること」です。
たとえば、仕事に置き換えると大事なプレゼンテーションがあるとき。
準備が足りなければ失敗するし、しっかり準備して何回も練習したときは上手くいきます。
ブラジリアン柔術に例えるならば、練習は準備で試合は本番なのです。
何事もそうですが、インプットからアウトプットまでをセットにすると上達は早くなります。
課題の発見
試合は普段練習している人ではなく、初めて組む人がほとんどです。
練習では相手の特徴やパターンを知った上で組むことが多いですが、試合では自分も相手も何をするか全くわかりません。
試合に出ることで、自分の弱点や課題が明らかになります。
これは、仕事でフィードバックをもらうことと似ています。試合で得たフィードバックを基に、練習に励むことで技術が向上してより効率的に成長できます。
今、試合に向けて練習を励んでいる皆さま、がんばってください!!
試合に出ないことのメリット
試合に出なくてもよいのです!
安全性
試合に出るメリットはたくさんありますが、その分怪我のリスクが伴います。
特に初心者はまずは練習で怪我をしない、させない動きを覚えてからの出場がおすすめです。
怪我で練習ができなくなってしまうのが一番悲しいですからね。
結論:どちらでも良い
試合に出るか出ないかは、最終的には自分の目標やライフスタイルに合わせた選択です。
それぞれにメリットがあり、自分にとって最適な方法で柔術を楽しむことが大切です。
試合に出ることで得られる経験と、試合に出ないことで得られる余裕や安全性、どちらも尊重されるべきではないでしょうか。
自分自身が楽しみながら成長できる環境を作り、柔術を楽しみましょう!