山中健也のマウントポジション完全攻略『ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-』

この記事では、山中健也選手の教則『ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-』の内容と魅力をお伝えします。

本作は柔術の攻防の中で、最も優位なポジションであるマウントポジションにおける、コントロールからサブミッションまでの細かい手足の位置取りを収録した教則です。

ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-

『ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-』がオススメの方
  1. マウントポジションで相手をコントロールするのが難しい方
  2. マウントポジションからのサブミッションに繋げるのが難しい方
  3. マウントからのサブミッションの選択肢を増やしたい方
筆者紹介:鵜池悠太(ウイケユウタ)

BJJ LAB広報スタッフで、ブラジリアン柔術青帯。(2026年現在)都内の大学に通う現役大学生。水泳、体操、バレーボール等のスポーツを多く経験。趣味は格闘技観戦。

講師紹介|山中健也

IGLOO所属。ルーカス・レプリの元で修業を積んだ国内トップクラスの実力者。精緻な理論に裏付けられたニーカットパス、スマッシュパス、トライポッドパスなどトップポジションにおいて高い技術力を持ち、また高い指導力の評判も高く、選手兼インストラクターとして活躍している。

  • 2019年:IBJJF アジア選手権 黒帯 3位
  • 2020年:ZST GTF4 75kg級トーナメント 優勝
  • 2021年:JBJJF 全日本ブラジリアン柔術選手権 黒帯フェザー級 準優勝
  • 2022年:JBJJF 全日本ブラジリアン柔術選手権 黒帯フェザー級 3位
  • 2023年:JBJJF 全日本ブラジリアン柔術選手権 黒帯フェザー級 3位
  • 2025年:IBJJF Master International North America 優勝

過去にBJJ LABではニーカット、スマッシュ、トライポッドの3種のパスガード教則を販売。
圧力を上手く伝え、一つ一つの工程が丁寧で、とても人気の高いシリーズとなっています。

山中健也選手商品ページ

国内外で多くの実績を残し、圧倒的なパスガードと極め、サブミッション力が凄まじく、今回の教則では相手を完全に制してゲームをコントロールすることができます。

作品詳細

収録内容『ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-』|全編01:39:23
  1. サイドコントロールからマウント①
  2. サイドコントロールからマウント②
  3. サイドコントロールからマウント③
  4. マウントコントロールのポイント
  5. ブリッジエスケープへの対処
  6. エルボーエスケープへの対処
  7. キッピングエスケープへの対処
  8. TKシザースへの対処
  9. マウントからの腕十字①
  10. マウントからの腕十字②
  11. マウントからバックテイク
  12. マウントから肩固め
  13. 肩固めからエゼキエルチョーク
  14. マウントから十字絞め
  15. 十字絞めから腕十字
  16. マウントからエゼキエルチョーク
  17. マウントから脳筋チョーク
  18. マウントからモノプラータ
  19. おわりに

ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-

本記事では、この教則をオススメしたい方や収録内容をまとめてご紹介します。

購入をご検討される際の参考にしてください。

オススメの方

筆者が『ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-』をオススメしたいのは、以下のような方々です。

『ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-』がオススメの方
  1. マウントポジションで相手をコントロールするのが難しい方
  2. マウントポジションからのサブミッションに繋げるのが難しい方
  3. マウントからのサブミッションの選択肢を増やしたい方

マウントポジションで相手をコントロールするのが難しい方

多くの方が試合の攻防の中でスイープ→パス→マウント→極めをゴールにします。

しかし、実際マウントポジションへの移行が成功しても、そのあとの攻防でマウントポジションの優位性を失ってしまう展開が多いのです。

  • パス→マウントの途中で足が絡んでしまいハーフガードに戻されてしまう
  • マウントポジションまで行けたはいいものの、ブリッジで返されてしまう

相手もマウントを取られたら必死にエスケープしてくるため、相手の出力も比例して上がっていきます。
そこで力の勝負になるのではなく、位置取りをしっかりすることで極めまでスムーズに進めることができます。

今回の教則では以上のような悩みを解決し、コントロールから極めまでを網羅した内容となっています。

マウントポジションからのサブミッションに繋げるのが難しい方

  • 相手が両腕をクロスして首を完全に守っている時
  • 相手がハイマウントに行くのを防いできた時
  • ブリッジが強くて技のアジャストが難しい時

相手も試合だと4点取られていれば、必死にエスケープをして、サブミッションをもらわないようにしています。

そのため上を取れても、相手のディフェンスに対してうまく対処ができないことが実際よくあることだと思われます。

今回の教則では、相手を完全に封じて、相手の一つ一つの動きに合わせてサブミッションを狙っていける内容となっています。

さらに、極めに行く時に無駄に力んでしまい、力を浪費することを避けることができます。

マウントからのサブミッションの選択肢を増やしたい方

腕十字①、腕十字②、エゼキエルチョーク、肩固め、脳筋チョーク、モノプラータ、十字絞め

以上のサブミッションが今回収録されており、一つ一つの技が独立しているわけではなく全ての技が体系的に説明されています。

例えば、腕十字一辺倒になりすぎてしまうと相手のリアクションとしても腕十字に対するディフェンスが強くなり、対応が難しくなります。
そこで技の選択肢が増えることでゲーム内容も大きく変わっていきます。

試合で勝つための必須科目

マウントポジションはIBJJF公式ルールでは3秒間キープで4点入ります。
マウントポジションでの膠着はペナルティー(ルーチ)を取られることがないため、マウントポジションでのコントロールは勝つための必須条件でもあります。

マウントポジションを制することで、試合も過度な体力消耗をせずにゲームを優位に進めることができます。

マウントポジションは自分の得意不得意に気づきにくいポジションだと思います。
ここで自信を持って得意ポジションにすることができると、ゲームのゴールをマウントポジションに持っていくことができ、新たな局面も見えてくると思います。

ぜひ『ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-』を有効活用してください。

ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-

『ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-』の詳細内容

今作はチャプターも多く、たくさんのテクニックが収録されているため大きく分けて

「エントリー・コントロール」「エスケープの対処」「サブミッション」の3つにわけて紹介していきます。

エントリー・コントロール

「1.サイドコントロールからマウント①」ではパスガードした際に相手のフレームを潰し、さらにトライポッドのような形で相手の首周り(上半身)を固定してマウントポジションに移行しています。

一方で「2.サイドコントロールからマウント②」では相手のフレームが強い際に一度スマッシュ方向に進み、下半身に対してプレッシャーを与えた上にトライポッドの状態で相手の首周りが完全に固定された状態でマウントへ移行しています。

「3.サイドコントロールからマウント③」でも完全に相手のフレームを封じ、自分で相手の足をコントロールしやすい状態に持っていきます。

エントリーに関しては総じて、相手のフレームを無効化した状態で進んでいます。
個人的にはトライポッドの状態で相手の首周りを固定し、プレッシャーを与えるのが「山中選手のテクニック!」という感じがしました。

「4.マウントコントロールのポイント」
個人的にはこのチャプターで紹介された位置取りであったり、重心の位置がとても重要だと感じました。
足を絡めてハーフ等に戻すエスケープ、ブリッジエスケープを喰らわずに安定した状態でその後のサブミッションに進めることができます。

この足の位置取りはとても重要です。

エスケープの対処

「5.ブリッジエスケープへの対処」では相手の返そうとする方と逆側に頭を持ってくることで重心をコントロールしていました。「6.エルボーエスケープへの対処」では相手のフレームを解除し、こちらも重心と枕で相手に対してプレッシャーをかけて相手は何もできない状態にしていました。

このチャプターで語られている「相手が逃げようとリアクションしてくる間は止まる」という考え方は
「相手を固定」→「エスケープの対処」→「(攻め急がずに完全にコントロールしてから)アタック」

という攻め急ぎがちなマウントポジションでとても重要な流れと心構えだなと感じました。

Screenshot

「7.キッピングエスケープへの対処」も重心とプレッシャーがキーポイントでした。

「8.TKシザースへの対処」は事前にこのエスケープの存在を知っておくことが重要と感じました。実際、完全にかかってしまうと対処は難しいため、マウントで攻めている最中も頭の片隅に置いておき、いつでも対処できるようにしておくべき内容です。

エスケープの対処でも、難しいことはしておらず原理原則に乗っ取っているためすぐに落とし込みやすくなっていました。

サブミッション

「9.マウントからの腕十字①」相手が手をクロスさせ、腕をディフェンスしてくるケースはよくあります。その際に教則内では「肘を半円を描くようにしてあげる」という表現の仕方で相手の腕を開かせていました。完全に相手をバンザイさせた状態での腕十字へのエントリーはとても強力で、相手に隙は一切ありませんでした。

Screenshot

「10.マウントからの腕十字②」では「1.サイドコントロールからマウント①」で語られていたフレームの外し方から繋がる腕十字への移行でした。この腕十字のテクニックも①同様相手の腕は完全に固定されて隙はありませんでした。

Screenshot

「11.マウントからバックテイク」はアメリカーナを防いでくるリアクションを利用して、今回は相手を半身で固定していました。「12.マウントから肩固め」では腕十字の選択肢も残しつつ相手の腕、頭へのプレッシャーは変わらず、強力な極めとなっていました。

「13.肩固めからエゼキエルチョーク」で紹介されたエゼキエルチョークはとても強力で肩固めが上手くアジャストできない際に有効なオプションの一つです。

自分も教則撮影の現場に立ち会っていたのですが、受け手の下前さんがとても苦しい表情をしていた印象が残っています。(それだけ強烈ということですね)

「14.マウントから十字絞め」十字絞めはベーシックな技のわりに極めるのが難しい技の一つです。相手のディフェンスとしてはフレームが生命線になります。今回のテクニックでは相手のフレームを体で挟む(潰す)ことで相手はディフェンスができなくなっています。またハンドファイトでのフレームの解除も紹介されています。

自分も実践で教則通りに試してみて、上手く極めることができました!

「15.十字絞めから腕十字」では「10.マウントからの腕十字②」のテクニックと似ており、また肩固めにも移行しやすいポジションでした。

「16.マウントからエゼキエルチョーク」先ほど紹介した「13.肩固めからエゼキエルチョーク」のよりベーシックで有名なバージョンだと思います。袖車とも呼ばれます。

相手に気づかれてしまうと防がれやすい技でもあるため、以下の写真のように頭で隠し、相手に気づかれない状況を作り出すことで技の決定率が格段に上がります。
一つ一つの細かいテクニックが重要になることを改めて思い知ります。

Screenshot

「17.マウントから脳筋チョーク」この技は山中選手オリジナルで名の通り、力を伝えやすくこれまで紹介したテクニックより単純なテクニックでした。

「18.マウントからモノプラータ」相手のリアクションで腰に手を回してきた際に肩関節を決める技になります。オモプラータやリストロックにも繋げることができるため、覚えておくべき技です。

ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-

相手に隙を与えないマウント

ここまでチャプターごとに印象に残ったテクニックを紹介させていただきました。

全てのテクニックにおいて総じて言えるのが、相手の一つ一つのリアクションを封じ、エスケープに繋げるためのフレームやブリッジを様々な形で固定し、解除することで相手が動けなくなります。

相手に肉体的な疲労感だけでなく精神的な疲労感も与えることができます。
試合では精神的な疲労感も勝利にかなり繋がっていきます。

同時販売『ポジションコントロール&アタック Vol.1 -サイド・ニーオンベリー・ノースサウス-』

ポジションコントロール&アタック Vol.1 -サイド・ニーオンベリー・ノースサウス-

Vol.1の収録内容は「サイド・ニーオンベリー・ノースサウス」

  • 抑え込みの基本
  • 相手のリアクションに応じた細かいポジションチェンジ
  • 各ポジションからのサブミッション

約2時間のボリュームで、コントロールの抑え込みからアタックのサブミッションまでの流れを学べます!

両作でパスガード後の全てのポジションを網羅した内容となっています。

相手をしっかり抑え込み、確実に一本へつなげるディテールの数々を、山中選手が余すところなく伝えています。

・Vol.1の一部抜粋はこちらから↓

Vol.1チャプター

収録内容『ポジションコントロール&アタック Vol.1 -サイド・ニーオンベリー・ノースサウス-』|全編01:59:05
  1. はじめに
  2. サイドコントロールの抑え込み
  3. リアクションへの対処
  4. パスガードから抑え込む際のポイント
  5. サイドコントロールからアメリカーナ
  6. サイドコントロールからキムラ
  7. サイドコントロールからカッティングアームバー
  8. サイドコントロールからカントチョーク
  9. サイドコントロールから腕十字①
  10. サイドコントロールから腕十字②
  11. サイドコントロールからスカーフチョーク
  12. サイドコントロールから肩固め
  13. サイドコントロールから三角絞め
  14. サイドコントロールからノースサウス
  15. ノースサウスからノースサウスチョーク
  16. ノースサウスからペーパーカッターチョーク
  17. ノースサウスからキムラ
  18. ニーオンベリーのコントロール
  19. ニーオンベリーからベースボールチョーク
  20. ニーオンベリーからクロスチョーク

ポジションコントロール&アタック Vol.1 -サイド・ニーオンベリー・ノースサウス-

【セット販売】ポジションコントロール&アタック Vol.1&Vol.2

最後に

ゲームの組み立てにおいて、最後の極めに繋げる上で必要なパスガード後のポジションごとの攻防がとても重要になってきます。

強力なニーカット、トライポッド、スマッシュパスのテクニックを持ち合わせている山中選手のポジションごとの相手に何もさせず極めに繋げるまでのテクニックを余すところなく2作で網羅しています。

自分の苦手なポジションから一つずつ潰していく形で見進める形もオススメです。

ぜひこの作品をきっかけに最強のサブミッションとコントロールを手に入れてください!

ポジションコントロール&アタック Vol.2 -マウント-

Vol.1も同様にプレッシャーの掛け方、手足の位置など細かいテクニックが詰まった作品になっています!

ポジションコントロール&アタック Vol.1 -サイド・ニーオンベリー・ノースサウス-

セット販売も両作合計金額よりも10%安い価格でご視聴いただくことができます!

【セット販売】ポジションコントロール&アタック Vol.1&Vol.2

それでは、また。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。