
パンパシフィック選手権優勝、全日本選手権準優勝など大きな大会で結果を残してきた大柳選手。
その実力はもちろん、ロジカルな指導にも定評があります。
大好評だった前作「デラヒーバ再構築」に続き、第2弾は「ベリンボロ」がテーマです。
ベリンボロは現代柔術では必修科目となっていますが、習得が難しい技です。
理解できず挫折してしまった人も多いのではないでしょうか。
ベリンボロの習得できない人の課題は「ベリンボロの解像度が低い」ことにあります。
具体的には、
・シチュエーション別に分類できていない
・システムとして機能しない
の二点です。
ベリンボロには複数のパターンがあり、的確なシチュエーションで的確なルートで出せなければ、実戦では使えません。
本教則では、ベリンボロを細分化してシチュエーションごとの正しい対処と組み合わせ方(コンビネーション)を、理論立てて説明しています。
普段からベリンボロを使う人はもちろん、「ベリンボロ、やってみたいけど難しそう…」とためらっている方、挫折してしまった方にこそ本教則を見てほしいです。
正しい体の使い方とシステムが理解できればベリンボロを習得できます。
ブラジリアン柔術紫帯。noteにて「柔術哲学」ブログを運営。フローチャートを用いた教則の解説レビュー記事は40本以上。柔術も文章を書くことも好きです。
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- ベリンボロをイチから身につけたい方
- ベリンボロに挑戦して挫折した方
- 一通りの形は覚えたけど、スパーで成功しない方
- デラヒーバを得意とする方
- 「デラヒーバ再構築」を見た方
※すでに購入した方が復習として使える記事になっているのでぜひご活用ください。
選手紹介

大柳敬人
宮城県出身 / ARTA広尾所属
【主な実績】
・パンパシフィック選手権優勝
・全日本選手権準優勝
軽量級トップ選手として日々の指導からセミナー開催まで幅広く活躍中。
デラヒーバを得意ガードにしている。
内容解説&フローチャート
全編 01:01:40
- フレームとフックの役割
- ベリンボロのエントリー
- ベリンボロに入ったときの相手のリアクション
- ベーシックベリンボロ
- ラダーボロ&ダブルレッグボロ
- ベルトドラッグ
- スタックの説明
- スタックベリンボロ(シャローフック)
- スタックベリンボロ(ウェッジボロ)
- プリングベリンボロ
- トップボロ
- スタックベリンボロとトップボロのコンビネーション
- 足を束ねるベリンボロ
- 終わりに
各チャプターの内容解説&フローチャート
以下の左右の表記は、相手の右足に左足でデラヒーバをかける形を想定しています。

1. フレームとフックの役割
用語の解説です。用語の定義を理解すると、教則の説明が理解しやすくなります。


2. ベリンボロのエントリー
ダブルガードからのエントリーについて。
個人的にはスパーでベリンボロができない人はここでつまずく人が一番多いと思います。
相手の膝のコントロール、距離を取られないための体の使い方は必見です。


3. ベリンボロに入ったときの相手のリアクション
このリアクションの分類が理解できるだけでベリンボロの解像度がグッと上がります。


4~6. 手をポストした相手へのベリンボロ
手をポストした相手へのベリンボロのバリエーションです。
重心が近い、中間、遠いの3パターンに分けて解説しています。
手足四本の使い方を一つずつ細かく解説しています。
ベーシックボロの相手を自分の上にのせる両足の「バックヒール」と「膝を締めて腰を浮かす動き」の使い方が勉強になります。
ラダーボロでは遠い側の腰のコントロールをどうするか、という点に着目すると学びが多いです。
ベルトドラッグは相手のミステイクに近いリアクションに対するアタックです。相手が背中を見せてくるので回らずにバックを取ります。





7. スタックの説明
背中をついてきた相手に対してのベリンボロは「スタック」を狙います。
そのメカニズムと、スタックを嫌がってきた相手への攻め方の説明です。

8〜13. 背中をつけてきた相手へのベリンボロ
背中をつけてきた相手に対しての対処です。
相手の重心の位置に向かって崩していくコントロールが秀逸です。
強引に腕力や足の力で相手を引っ張るのではなく、相手の重心の位置に合わせて相手の背中を露出させていきます。
「相手を丸くする」「相手をのせる」「トップを取る」といった方法を組み合わせてポジションを取ります。







14. 終わりに
後述する大事な「コンビネーション」の話をしています。このパートを見るだけで柔術の理解がグッと深まると思います。
大柳先生の柔術哲学に触れられるチャプターです。

大柳選手にベリンボロについて聞いてみた!
ーー大柳先生、ご協力いただきありがとうございました!
ーー参考にした選手はいますか?
マイキー・ムスメシ選手の教則と橋本知之さんに教わったことが多いです
ーー教則を見るときに意識していることはありますか?
気楽に見る。理屈の理解と感覚の理解は別の段階にあります。
時間がかかることだとわかってから気長に取り組めるようになりました。
ーー習得するためにやったことは?
どの技術もですが、下の帯の人との練習でかけたり、強度やシチュエーションを限定した練習をしたり、
トライ&エラーがしやすい練習の環境を作ることです。
ーーベリンボロを使うきっかけは何でしたか?
白帯の頃、道場にベリンボロを練習しているおじさんがいて、一緒に練習するようになったのがきっかけです。
ミヤオ兄弟の試合を観て勉強してました。東京に来てからは橋本知之さんに教わったことが多いです。
ーーベリンボロのエピソードや思い出は?
2021年のパンパシフィックの1回戦ですね。ラスト2分で負けている展開で、トップからのベリンボロでバックを取って勝てた試合が思い出深いです。
ーー現場の指導経験から、どのようなことを意識すればいいかアドバイスをください。
逆さの状態でバランスをとることに慣れるのが最初のハードルだと思います。
そもそも何が起きているのか、どういう仕組みでバックをとれるのか、動きを見ただけではわからない部分が多い技術だと思います。教則ではその点を意識して理屈で説明するように心がけました。
ベリンボロができると楽しいのでこの教則を見て練習してみてください。
やってみてわからない点があったらぜひレッスンを受けに来てください。複数人で受けるとお得です。

